作業の続きを行いましょう。
目視でしっかり入っているかを確認致します。同軸が出ているか?等と疑問を持ってはいけません。我々は分解して点検して組むしかありません。
レースを入れた状態でロアシールの効き具合を確認しておきます。スズキは見なくても良いですが作業した事のない車両ではキツク当たるモノもございます。組んだ後の曖昧な疑問要素を減らしておきます。
ニューテックNC100グリスを封入しておきます。持ちが非常に良く安定しております。
アッパーシールも作動を確認して潤滑しておくと1%ほど効果が得られるかもしれません。
汚れた部品も少し化粧すると見違えます。防錆効果もございます。
スピードメーターギアのシール部分を清掃注油しておきます。効くのは中ですよ。
マニュアルに外側に注油マークありますが塗っても少しにして頂きたいです。
ホイールベアリングも調整しておきました。右基準で入れてあった様な?感触でしたが・・・。
ブレーキキャリパー取付けにも注意を払いたいです。キャリパー取付け穴は大体+0.2MMで加工されている事が多いです。その取付け穴ガタ分キャリパーは上下に好きな所で締結可能です。パッドとディスクが新品であればなるべく外側に行く様にしてあげます。また全部中古の場合は”現状でアタリが付いている所に戻す事”が一番軽快に転がると思います。
補修をして頂いた様ですがこの配線は結構ヤバイですよ。赤線はOFFでも12V掛かってますので火事になる可能性もあります。
出来る限りカプラーやギボシは同形状がベターです。
少々早いですが後は試乗して各部確認して完了となります。