シャーシトータルメンテ フロント周りをメンテナンス致しましょう。
ステムベアリングです。状態は非常に良好でした。GS1000位~ずっと同じ寸法のベアリングと言うのがスズキも素晴らしい?ですかね。互換性が多い=ユーザーもメーカーも助かります。そんなバイクはいいですね。
レースをフレーム側に圧入しましたら目視で確認しておくとベターです。ひとつひとつ確実に積み重ねてやっと”普通・一般的”な状態になっていくと思います。
この状態でベアリングを入れてみてロア・アッパーシールの効き具合を確認しておきます。そこまで効き過ぎのモノは無いと思いますが他メーカーでは効き過ぎな車種も存在します。どこが効いているのか知っておかないとステアリングの良し悪しは判断付かないと思います。併せてハーネスやワイヤー類のレイアウトも同じくです。
ニューテックNC100 グリス 稠度の割には柔らかく、色も白く見た目や確認にも優れます。フレームは熱くなりますのでやはり熱により液化しグリスが流れ出てしまうと一気にベアリングの状態が悪くなります。しかしこのグリスは非常に安定したパフォーマンスを保ってくれていると思います。
ステアリングも研磨掛けておりますので非常に美しくなっております。