V型1000CC→MOTO GP? ある意味先駆けです。棒に乗っている様なハンドリングに驚愕!何をやっても良くなります。
この時代のバイクは豪華絢爛ですね。いちいち面倒なギミックが沢山です。
ハンドルも上下出来るしフロントフォークもなんかアンチノーズダイブ?的な機構も装備。キャリパー交換は面倒そう・・・しかし既にホイールクイック機構。便利なのか必要なのか否か・・・
テケテケ分解致します。パッと見思ったよりも悪い感じではありませんね。
ロア側。油分は少なくアタリはきつめですね。
アッパー側。少々画像では判り辛いですがギィーと引っかいたような感じになっておりました。
薄いステアリングパイプですね~。奥まで綺麗にしておきましょう。
圧入しましたらミラーで全周確認を致します。
レースを入れた後にシールの効き具合を知っておきましょう。
ん~スムーズです。メーカーによってはキツイ感覚もあります。調整時に締め付け具合なのか?シールが効いているのか?組んでからでは判らなくなります。予め確認しておきます。
グリスはニューテックNC100 劣化が判別し易い白/調度の割に柔らかい為、作動に影響が少ない/熱に強い為熱くなったフレームでも流れ辛くベアリングにも優しい。
ケミカル類は長く使って何十人何百人のお客様で何年何十万キロの積算でやっと良し悪しが見えて来ます。
保管が悪いのか・・・年式相応なのかとても汚いです。
綺麗にすれば気持ちも上々です。幾ら作動が良くてもボロい(失礼)と愛せないのは誰も同じでしょう。
VERY FINE
パッドの残が少ない・・・その前にスライドピンが動かない・・・
むぅ~綺麗にして今回は再利用しましょう。次回分解時に交換をお勧めします。
サイドスタンドの注油は意外と行き渡らない感が否めません。そして無くてはならない部品なのにどうも守備範囲に入らないのは何でなのでしょうかね。
ちょっとした事で乗り降りのくだらない負担が減りますよ。
まずは綺麗にそして各部良く動く様に。これだけ十二分だったりすると思います。