②フレームからはじめるKZ1000/KZ1000MK2/Z1R。CP3369 OHと外装構想


フロントキャリパーはCP3369に決定しました。


ブレーキキャリパーを選択する時にどのように選ぶかと言いますと・・・・

・リペアKITやOHが可能である事。
・ブレーキパッドの選択肢が広い事。
・取付ピッチや重量や対応外径
・装着してうれしいデザイン。

 

・リペアKITやOHが可能である事。
これは本当に重要でしてシール類のゴム部品が出ないと本当に困ります。
検品した時の感じでは各メーカーでゴムの素材や嵌めシロが異なる感じがいたします。ボディー側は寸法で研究できますがゴムはなかなか難しい感じします。

ブレンボのシールはやはり良いです。不思議な嵌めシロで良く漏れないなぁ~なんて思ってしまいます。APなんかは、かなりしっかりシールしますのでやや渋い印象を受けます。

・ブレーキパッドの選択肢が広い事。
ブレンボ/ロッキードとなれば大体のメーカーが作っております。効き具合を甘くするのもキツくする事も可能です。自分の好きなフィールで選べる訳です。
選択肢が1社しかないとそれはそれでキツイです。消耗品のワンオフほどキツイものはありません。

・取付ピッチや重量や対応外径
使用するフォークとの相性もありますのでよ~く悩んで。狭いピッチのボトムケースに広いピッチのキャリパー使うと見た目もアンバランスです。買ってから悩まずにまずは相談ですね。

マニアックなキャリパーを使ってサポート製作代の方が高価だったとか。
殆ど純正ピストン径同等の4Pから社外4Pにして安価な薄いサポートを装着するのも難しい判断ですね。

・装着してうれしいデザイン。
性能もデザインも重要です。磨いてあげたくなる。写真を撮ってあげたくなるようなモノだと見てても整備しても楽しいと思います。


取り合え分解しまして~

今更ですがなぜに?キャリパーシールKITを1キャリパー分しか手配していないのだろうか・・・取敢えず洗浄して下準備をして


アルマイトキャリパーなので綺麗なものです。

 


重要なのは前後方向の摩耗。ブレーキパッドは基本的にボディーで押さえております。パッドピンは脱落しないだけの部品。

結構ギンギン使われるとボディーが減ってますので少し注意です。*そこまで酷く摩耗しているものも少ないです。


ボルトも錆びて可哀想に・・・無電解ニッケルのボルトで綺麗にします。


そしてまずはMK2化をする為の構想。
溶接しちゃえば早いです。丸タンクも角タンクも乗せるとなるとまずは触らない方がベターかな~っと。

よく聞く話で

”安易にパチパチ溶接とかズバズバ切って後に後悔する。”
お客様依頼者側は判断が難しいと思います。

今でこそネットの普及により大体こんな感じかなぁ~と言う最終の仕上がりやクオリティーが感じ取れます。
でも画像から伝わらないものも沢山ありますので自分なりに様々考えておくことも大切です。

例えば

・ハンドル切れ角が超狭い
・ハンドルロックが無い
・ポジションが厳しい
・操作系が重い・渋い
・エンジンが掛からない/止まる/かぶる/ストールする。

もうひとつあるだけで乗るのが嫌になりますね。
日本刀の様な切れ味は常にメンテナンスが必要。斧みたいに多少ざっくりしてて壊れない安心感っていいですよね。
”ぽぇ~”って気軽に走り出せて壊れない見てても飽きない仕上がりが良いと考えます。

でもカスタムマシンにメーカー純正と同等の安心感を得ようと思うのは間違いだと思います。掛かっている時間やコストが違い過ぎます。


脱線しました。多分?この位置は同じでテールランプステーの固定位置が異なる模様です。


あの壁をくぐって上ですか・・・若干だるい感ありです。


シート取付はフレーム側はいじらずにシートベースもしくはサポートでカバーですかね。車検で入庫中のFX1拝借しております。

 

*カスタムはカスタムSHOPにてお願い致します。
当店ではカスタムは行っておりません。

 

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