作業は進行しておりますがブログが進行出来ておりませんね。バランス難しいです。
沢山ご依頼ありがとうございます。油冷メンテも作業致します。まずはジェネレーターを外します。開放式バッテリーの油冷は大体カプラー溶けてますね。中古を購入したらまず確認しても良いと思いますよ。この状態ですと人類のチカラでは外れません。一度溶け出すとどんどん進行致します。
交換は必ず同形状のカプラーで行いましょう。
セルモーターオーリングも年式相応と言った感じでしょう。
この位年月経過すると流石にカチカチになっております。ジェネレーターギアダンパーを交換するだけでも多少ですがエンジン静かになりますよ。
ギアの歯数(外径)が同じ油冷でも異なりますので流用の際は何事も必ずご確認くださいませ。
分解すると手間掛かるので外からワイヤーブラシで磨いてしまいます。これだけでも随分生き返ります。
少し脱線致します。レリーズから微妙に滲む感じです。しかもレリーズがJまでの外観?のものでしょうか・・・しかもチェーンが当たってギタギタですね。
当店中古が転がってますのでそれをOHして交換しましょう。
まず中古を研磨しましてツルツルでスベスベのシリンダーに致します。(5分ほど)
ピストンも磨いて新しいカップを組み込みます。
後はCCIメタルラバーを塗って組み込み数十回ほどストロークさせて馴染ませて完了です。これでスッキリしますね。(カップシールだけ徴収後はサービスです。)
写真撮影の為にサービス追加です。ついでなので。
油冷メンテVR2のシフトシールとオイル窓交換のご説明。
シフトのオイルシール稀に漏れ出します。そろそろ年式的にも厳しい箇所です。
今回は漏れはありませんでしたが既にカチカチです。いつ漏れ出てもおかしくない状況でした。
シールを入れ替えてシフトシャフトにはスレッドコンパウンド塗っておくと拭かないと取れない位なので防錆になります。
オイル点検窓の交換。並べると状態は明らかですね。
オイルの劣化状態。交換後の透明度が一目瞭然でとても気持ち良いです。10年に一回位?購入したら1回位交換しても良いと思いますよ。
エンジンダンパーの年式相応ですね。
使うのは当然後期のダンパー。ダンパーにネジ山切っており部品点数も減って◎です。ダンパーにはグリスを塗ってスムーズ挿入+振動でケース側が減らない優しさも必要です。