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①車検についてのご案内。ヘッドライトとウインカーの適合・不適合についてお知らせ。


車検についてのご案内。
今回はヘッドライトとウインカー適合・不適合についてお知らせです。

近年、検査が厳しく?なっており(基本的になった?)流石に対応しきれない車両もございます。
適合・不適合の例を挙げますので自身の車両にてご確認頂ければと思います。
*悲しいことに良かれと思って買って装着した部品が・・・不適合・・・多いです。

【ご注意】
大幅な改造または損傷が激しい車両の車検はお引き受けできません。このような車両は車検前に保安基準に適合するよう修理が必要です。
以下のような場合には別途料金が必要となります。
・重要な部品に損耗があり交換が必要な場合
・外装・マフラーなどの着脱・加工が必要な場合
・不正改造部分を車検に適合するように対応する場合

この状態で前回/今までは平気だった。どこどこの検査場だったら大丈夫だった。と私も車検受付時によく言われます。

しかし今まで取得できたのは本当に運が良かっただけかもしれません。検査する側も人間ですから。
見落とす時も、忙しい時もあります、わかっていない人もいます、知っていれば万全の体制で受検できます。逆に知ってしまったが為に、不適合箇所が気になって心配になってしまうかも?しれません。

皆が困らない様にそんな内容をお知らせしたいと思います。


【ヘッドライト2灯式の場合】
・左右に1つずつ(異形可)
・左右色味が同一であること。
・HI側光度15000cd以上

【よくある不適合】
・片目のみ(右か左に耐久的1灯)
・ライト色があきらかな青色
・テスター光度が出ない(経験上ですが後付けLEDバルブは8-9割光度出ません)
・左右で色味が違う(片方だけLED/HID)


左右で色が違う場合。

検査上で言われるのが紙に照射しての色味。上記画像状態では明らかな違いがありますのでこれは確認された時点で不適合となります。


ヘッドライト光度。

光度が15000cd以上必要です。純正ノーマルで通らないモデルも存在しますのでご注意を。上下左右が出ていないのは論外です。

上下合格ラインはヘッドライトまで高さ下側1/5CM ・上側10CM

人が見て明るい・暗いではなく”ヘッドライトテスターが拾って光度が出ているか、いないか”が基準となります。
人が認識し易い白っぽい色はテスターが拾い辛いのか、光度が上がらない事も多々あります。
(経験上ですが後付けLEDバルブは8-9割光度出ません)
【光度注意点】
・バッテリーが弱い
・発電量が低い
・後付けLEDバルブ
・中華マルチリフレクター
・コーティングバルブ(青いやミラーぽっくコーティングされたバルブ)/中華バルブ
・社外樹脂カウル付属ライト


【ウインカーについて】

・ウインカーピッチ フロント250MM以上 リア150MM以上
・ウインカー面積 前/後ろから確認できる面積7㎡
面積の特例 ”車検対応 協定規則50号認可商品 eマーク E13R50” ←直径7φでも合格します。検査時、エビテンスを持参が好ましいです。
・点滅回数 60-120回/分の範囲
・色 オレンジ(橙色)のみ

【よくある不適合】
・社外LEDウインカーでハイフラ。
・社外LEDウインカーでLEDがひとつ/ふたつ切れている。(これは球切れ扱いになります。
・確認出来る面積が少ない。(面積7㎡以下)
・テールランプ一体ウインカーでピッチ不足(150MM以下)
・ポジションランプ付きで増減点灯(ウインカー点滅時にポジションがOFFにならないもの。ちなみにカワサキZ系の純正ポジションは不適合です。


白い紙に照らしてオレンジならOK


この位だと現場の判断となります。
オレンジとレッドは検査場で色を判別するテスターがあります。最悪、確認して貰えば良いですが・・・大体アウトだと思います。要注意

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