基本的に世の中、中古車が多いと思います。
その中古車の修理経歴がポンコツだったりしてグチグチ。依頼したお店の対応が今一つでグチグチ。わかるのですが・・・正直何も生まないと思うのですが如何でしょう。
話の流れは基本フィクションの様な経験話です。
例えば・・・OH済み。
どこまでやるとOHなのか正直、定義が曖昧な世の中。一般的には分解して洗えばOHになるのではないでしょうか。と思っております。
”依頼者/購入者”と”作業者/販売業者”間に温度差が結構、ある様にも思います。
キャブ/エンジンOH済みの中古車を購入したがどうも?パリ?っとしない。
分解するとグズグズだったり・・・・
でもですよ・・・キャブが元々詰まっていて清掃し取りあえず乗れるまでになっていれば世の中OHと言うのでは・・・
4サイクルなのにエンジン白煙もくもくで酷い状態。でも取りあえずステムシールやピストンリングを交換して多少マシになればこれもOHと言ってしまうのでないか・・・とも思ったりします。
若干、悪意もありますが嘘も言っていないし微妙な所だと思います。
何事もある程度の知識が無いと難しいと思います。また知っていてもキャブOH/エンジンOHは中の部品どこまで交換してますか?クリアランスや数値的なものとか聞いてもまず答えてはくれないでしょう。
購入後時間が経ち距離が伸び、他店で分解し中の部品交換して無くても知らないと言われると思います。
”大切なのは何事でも値段で買うのか信頼で買うのか”ではないでしょうか。
外からわからないので難しいですね・・・・
ではそんな状況下になってしまいました。どこまでやるかは持ち主の予算次第・思入れ次第だと思います。
・出来れば今後STDで行きたいので使える部品は使って予算○○円までとか
・部品が供給される内に交換できる部品はすべて交換とか
・費用によっては社外に
様々だと思います。
受付時に過去の状況履歴とか伺ったりしてその個体がどういう状態なのか”ふんわり想像し”作業したり見積もりに入ります。
仮にキャブ。
・交換してある筈の部品が交換されていなかった
・組間違いや重大な欠陥・欠損があった
故意であれば非常に問題です。でも大体いらん事している時って”取りあえずどうにかしたかった”感があります。
・耐ガソリン用ではない液体パッキン塗っていたり
・シールテープ巻いてあったり
・折れたのか折ったのかデブコンこんもりだったり
・違うオーリング入っていたり
これをOHと言うと問題ですが現状こんなだし、調子悪ければ後は良くなるだけだからからいいかな?なんて私は思ってしまったりします。
一番大事なのはお客さんへの伝え方ではないかと思います。
【ネガティブ】
・OHとは言えない初心者以下の組み付け状態だった正直、目が腐る。
・買った車両/工賃は損以外の何物でもなく詐欺同然だ残念ですね。
【ポジティブ】
・OHと言っても最低限で中古車が動く状態までで仕上げられたもの。
・車両買った金額が相場以下であればその浮いた分で綺麗にパリっとすれば逆にお得感?でるのでは?(相場以上であれば・・・うーんです。まぁ勉強代として)
・結果が出なかった工賃の場合 良いタイミングでの分解ですね。現在不調・パリっとしない分、伸びしろが長いです。調子の悪さを知って良さを知るというものです。
例えば私が何かをお店に依頼したもので【ネガティブ】側の事言われたら正直ショックですね。
・まず凄く損した気持ちになる。
・折角の車両にも嫌気挿す。
・購入店・作業店を恨む。
二次災害
・販売店・作業店がブログ/SNSに気が付き恨む。
・その客は次回からの対応は厳しい。
とか考えてしまったりします。わかるのですがこう言う内容って何か生むのかな?憎悪しか生まないような。
思うのは気持ちだけも達人になりたいものです。
毎日精進~