フロントメンテ(フォークOH)しましょう。→ステムも追加になってしまった~です。
フォークを外す=ステム見ておいた方が良い気がするのは私だけでしょうか。
打痕+溶接焼けを見て交換しておくがベターとなりました。
掃除が出来る所はトコトンごしごし。大掃除はこんな時しか~です。
小分けが助かるのは食品だけでは無い様です。
溶接焼けの箇所防錆しておきました。
レースを圧入して目視で確認しておくと安心です。
シールの効き具合を組み付ける前にチェックしておくと安心です。
上の構成で入れて回してシールの効き具合を確認しておきます。フレーム内側にシールが入らない個体もありますので出来ればチェックがベター。
外シールでフレームにガッチリ接触する個体などはステアリングの調整すると締め付け感も非常に微妙で急に渋くなる。
渋いので動くように調整→実は緩い→納車後すぐにガタガタになるの流れです。
自分のバイクだったら行うだろう行為は大体行っておくと綺麗です。ガンコートしておきました。
ニューテックNC100をしっかり塗っておきました。
メンテサイクルを短くすればもっとシャバシャバの調度が低いグリスを使えばより軽快になります。
ステアリングは軽さとしっかり感のバランス、意外と難しい気も致します。
そのままフロントフォークへ移ります。フォークオイルは綺麗なものでした。
この辺も見えませんがガンコートで塗っておきました。
部品点数が少ないフォークは楽で助かります。本当にシンプルな事ってありがたいです。
組んでからアレレ???っとならない様に振れの測定しておきましょう。
フロントフォークのインナーチューブってどうしても前方側の当たりがキツイです。
ゴミ噛んでギィーギィーストロークした傷はもう消えません。そうならない様にたまにお掃除しておくと長持ちです。
鏡みたいにピカピカになっているとやや注意かもしれません。インナーチューブってややすりガラスと言うかややマットな感じ。光っている場合は横方向で仕上げておくと良いでしょう。
そして正立フォークであれば光ってない箇所を前方にしてあげれば360度余すことなく使ってあげられます=長持ちです。
シリンダーロッドはタップしてするするボルトが通る様に。ネジロックが残っていると締め付けトルクが曖昧。
トルクレンチで”おぉ~しっかりかっちり!”と思ってもただ渋くてレンチ上数値が出ただけなんて事もあったりなかったり。
トルクレンチも使いつつ”手ルクレンチ”も慣らしておかないと万が一が発生する可能性もあります。
シリンダーボルトは毎回交換。安心安全はボルトから?
確認が終わればもう一回洗浄して組むだけです。
フォークシールはSKFを使います。
シリンダーロッドの固定。人それぞれですがまず立てて軽くロック→万力に固定して最終ロック。
ガタガタ状態でいきなりフォークを横方向にするとすべての公差分下に下がる気がしません?まぁその公差分で劇的に悪くなったり良くなったりもありませんが病は気から?良さも気から? 気のせいかもの積み重ねです。
フォークフルードはニューテック化学合成油のブレンドにて。
化学合成油の方が熱が入っても急にタレル(柔らかくなる)感が薄いです。
ジョポジュポして真空引きしてエア抜き致します。真空引きしてエア抜くとビックリする位に上面が泡泡になりますよ。あぁ~抜けてますなぁ~としみじみ~
ちなみに・・・
完全ブレーキ分解時にはエア抜きなどでも真空引き使用致します。(もっと弱いバキュームで)意外と大抵のバイクがエア入っております。上から入れて下で抜くと言うシステムがやや辛い訳です。
それでもある程度入っていてもタッチ出てしまいますので問題はありませんがしっかり抜くと”こんなカンカンなタッチだった?”ってなる事もありますよ。
一応確認できるものは確認しまして
似てるけどやっぱヤマハのデザインはボルトひとつにも魂入っているなぁ~
スズキは安い訳だと妙に納得?しました。