その販売台数ほぼ限定車?並のGS1200SS。価格も高騰中。
販売時は全然売れずに投げ売り状態でしたね・・・(現在の中古は新車より高い!ことも)
GS1200SS-2 車検 デコメンテ ニューテックオイル交換ご用命です。
ホイールとタイヤの振れを確認。
いつの間にか振れているホイールとか、製品不良なの?と言うタイヤも確認する事によって、??な振動・ハンドリングの違和感気が付いたりするかもしれません。問題無いレベルですが、最近このメーカーは振れが多いような気が致します。
妙~に違和感あるホイールベアリング。ディスタンスカラーの位置を調整すると”コリ・・コリ・・”って。グリス切れかな?とシールをはがしてもタップリ。
結局交換して改善。2-3万キロで交換してもバチ当たらない部品。結構大切です。
ディスタンスカラーも確認しておきましょう。
減る事はまぁ無いでしょうが寸法弄られていたりしてハマルパターンも経験済み。
アクスルシャフトも問題ございません。
結構大雑把でマニュアルでは振れで0.25MMOKです。
キャリパーを洗浄し揉みだし&防錆して組み付けます。
キャリパーは洗浄後に乾かして防錆させないと腐食が進みます。(特に割ボルトやニップル)
お風呂あがったら保湿するのと同じですよ。
ストローク箇所は潤滑し詰まったゴミ類を吐き出しておきます。
ステム間は防錆しておくとインナーチューブ長持ちしますよ。
フォークキャップは開けて大気圧に。ため込むと”卵が腐った臭い”したりも・・・
鍵にも愛情を。キー溝をブラシで掃除して0.1%位はスムーズインするかもです。
タンクキャップを開けてたまに防錆。ガソリンのひんやり感とエンジンでの熱で意外と結露しますので注意!です。
防錆と放置時の燃料劣化を少しでも和らぐかも?と期待を込めてフューエルワン入れております。
そんなに頻繁に入れる必要ないと思います。正直これで燃焼室のカーボンが落ちるとも思えません。
ブレーキディスクホールにはカスがいっぱい?このお客様のバイクは殆ど付かない位綺麗で驚愕!
ブレーキディスクのホールカスを掻き出して少しでもパッド面のクリーニング効果を高め、ディスク面も脱脂した後に試乗時にフルブレーキで当たりを付けると効きも増しますよ。
リアへ移ります。リアホイールベアリングは問題ありませんでした。
リアタイヤ・ホイール問題ありません。
リアキャリパーも洗浄・揉み出し洗浄致します。
作業動線上で綺麗に出来るものは綺麗に。乗って性能も良く、見て美しくが長く愛せるコツかもしれませんね。
リアアクスルも問題ないでしょう。
レバー類も外してグリス入れ替える感じ。外部からの注油は持ちが悪いです。外す事によってボルトやレバーブッシュ/取り付け面/タイコの摩耗も目視で確認できますよ。
スロットルとワイヤー注油です。なかなかいかついスロットル径ですね。
左右ペダルも同じく外してお掃除と注油してあげましょう。
ペダルやブッシュやカラーの摩耗、ボルトの曲がり等も発見することもあります。
分解しないとわからない事だらけです。
サイドスタンドの注油。
乗り降りで必ず使う部品でとても大切です。スムーズに出て、仕舞えるととても気持ち良いです。
プラグはまだ新しい感じで勿体ないのでナンバーリングしてシャッフルして再利用です。
エアフィルターも洗浄しておきました。しっかり洗っていればこのフィルターが燃える事はないと思います。
フルード交換致します。(リアも行っておりますが画像が見当たりませんでした。)
フルードはCCI ゴールデンクルーザーDOT4 安心で信頼性の高いフルードです。レーシングフルードのタッチも良いですがやはり賞味期限が短い感じもあります。
タッチも耐久性も兼ね備えたものがストリートには最適と思います。
FCRですが負圧ニップルを昔付けたので同調取ります。デジタルでホースで負圧取るタイプはやはり楽です。
ファンネル側に当てて計測するレベルゲージは大雑把過ぎて本当に目安程度ですからね。
エンジンオイルはニューテックNC50 10W-50とフィルター。
これで夏場などエンジンタレる感ある人はNC41 10W-50もしくはELF MOTO4RACE 10W-60が良いと思います。
エンジンオイルは定期的に交換するもの。色々味見してみても面白いと思いますよ。