②GSXR1100J フロントメンテSKF+OH &ハイパープロSPG ボトムケースガンコート ニューテックオイル交換 ウインカー交換


続き作業の報告でございます。

右がお疲れ状態のボトムケース。左は軽く研磨した状態。あっという間に剥がれたのでアルミ素地にクリアーってやはり食い付き悪いのね?としみじみ思いました。
クリアーは剥がれても中がゲジゲジしておりこれを慣らす為に設備のバージョンUPを図る旅に出ました・・・結果、大成功でもっと早くやっておけばよかったな?
横着からは何も生まない・・・と思います。
やや戻ります。フォークオイルは良い感じに黒かったです。お疲れ様でした。
こちらA→B→A仕上げ。この辺で予定変更ありでここからB仕上げで塗装に入ります。
黒じゃつまらないと言うのでグレーで塗装しました。角度によって若干ブラウンっぽく見える不思議な色味になってしまいました。結果オーライでしたのでセーフです。
ANDは既に機能しておりません。最近3セットも同時に分解→1組み作るで転がっているGPZ750F様のAND。まさかの?カヤバさん同寸でビックリ。(取り付けピッチ・通路ピッチ/径)
これ付けてボトムケース削り加工してこれ付ければRGB500みたいでかっこいい?と思うのは私だけで相変わらず一般ウケしないのです。
もしかして・・・カタナの奴も同じなんじゃないか?説。誰も喜ばないし発展しないもじもじ計測コーナーでした。
シリンダーボルトは毎回交換。結構、特殊な寸法なので出なくなる事も加味しておく必要もありますね。
手でクルクル~っとスムーズに入る事を確認しておくと安心です。本当にその締め付けトルク大丈夫?ってならないよーにです。
オイルロックにも汚れが染みつく・・・ほど。ANDフォークはオイルロックが大きくて下にウェーブワッシャーとシムが入るので要注意。逆組されているもの稀にありまして・・・
フルストロークしてなくてセーフとがっつり潰れて・・・もあったりします。
迷った時はサービスマニュアル。形には意味がありますのでモジモジするとわかると思います。
研磨しておくと表面がツルっとしまして汚れ辛いと思います。見えない所もしっかり愛情です。
SKFオイルシール幅(厚み)が合わない時の為に青い樹脂ワッシャーが付属されます。
右手の金属はサークリップ下に入る純正部品です。
純正はこの様に入れて頂戴なのですがどうにもこれは錆びる可能性高いのでこの様には使わず
純正のトップワッシャー使わずしてオイルシール下にSKF樹脂、その下にバックアップリングと言う構成にしました。メタルより上の寸法が取れてサークリップ入ればOKな訳ですね。

くだらない発見。トップワッシャーですがGPZ750Fは既に廃盤ですが・・・GSXR1100Jと同寸だったと言う事実・・・なんでも測ってみるもんだ~と思いました。
サークリップには防錆油をしっかり塗ってから組み付けておきます。錆びない方が絶対良いです。

ストロークさせてから真空引きで出来る限りエアを抜いておくと安心です。
フェンダー裏のナット。私、ボルトナットは大抵在庫しておりますのでガンガン交換してしまいます。
外れないとか部品外した時に”あぁ~残念!”と萎えない仕上がりいいですよね。

サポートとナットもガンコートしておいて欲しいと言うのでB研磨(粗目)にて処理。
当店サンドブラスト持っていない(粉じんが嫌いなので置かない)のでこの処理が出来るだけで全然時短です。
足元が綺麗になると”ぐぅ~”っと締まりますね。こちらもやりがいがあります。
仮脚の状態。これはCB1100 SC65の私用スペア。自分のだったら色々なフォークチャンポンして減衰付きの41φ作っても面白い?かもと思いました。
ライトカバーのボルトを交換しておいて依頼。そのまま+とか若干・・・いけてない気が・・・
極低頭のタッピングとか、もう21世紀だし・・・あるんじゃ?ないかな?Google先生。
ありました・・・奥行き計測してやや長めの安全使用にしております。
スズキ特有と言いますか・・・時代が緩いと言いますか・・・ボルトがライトカバーに面ピタ!しない訳です。10度15度の二種類のジュラカラー製作して取り付けました。
ウインカーを交換しておいて依頼。最近流行のシーケンシャルです。
何がOKで何がダメか本日車検場で聞いておりますので車検ネタにUPしておきますね。

・長さが足りない・M8-M10変換 これは作るの面倒だ・・・・ミラーアダプターって早くないですか??と提案頂き丸々ゲット。中空して完了。早い安いの吉野家アダプターです。

良し!完成と思いきや・・・なんかごめんなさい?してません。このステー。
自分のだったら嫌だなぁ・・・=アッパーカウル外して曲げて→付けて→曲げてと修正しました。
なぜ斜めで撮影した?のかは不明。いい感じにしておきましたよ。
オイル交換もご用命。クイック仕様なのに取れないボンネ管=悲しい。
仕方ないのでエキパイボルトを全て緩めまして・・・
オイルとフィルターをニューテックNC50 10W-50へ交換致しまして
ニュートラルランプからの滲みが治らない病をこの際にチェック。これで解決?な筈ですよ。
4個外すのに約1時間・・・途中でもうやめようかな・・・と思いましたが・・・
”またオイル交換頼まれたら嫌だな・・・”と頭をよぎりどうにか頑張りました。
板巻きの溶接ビードが結構しっかりとありまして
内壁は結構ゲジゲジになっておりました・・・これは取れない訳ですね。
並仕上げで研磨しました。
やや戻ります・・・・フランジがドン曲がりしておりまして、差し込みが入らない!訳です。取りあえず修正しないといけません。この辺でややハマった感否めない状態ですが突き進むしかありません。
フライスに強引に固定して炙って締めて~炙って締めて~割れたら最低なので痛い目に合わない可能な限りとしました。

これで次から・・・楽々と外せる予定です。
見えないけどしっかり機能しているって意外と大変。外からでは、状態がどうなっているかなんてわからないですからね。
自分に後悔しないように一歩ずつです。

以上となります。
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