②GSXR1100K 車検 キャブメンテ+OH フルード交換 ニューテックオイル交換 2019 3/02 日々の出来事(業務日誌) 2019年3月2日 続きでございます。 ジェットなんかは掃除し易いので良いのですが・・・スターター系(チョークの通路)ってものすごく細い訳です・・・キャブクリーナーとエアでブシュー!って通るなら良いのですがまず辛いですね。キャブリーマーでホジホジしても・・・奥まで詰まって全然繋がらない。3672円(税込み)/個=14688円(4個)かぁ~私、基本 貧乏性なので頑張ってみます。交換するのは確実ですがもし?これが部品で出なかったら?あんた!どうするの?とか自分に疑問を投げ掛けてスキルアップ?を図ります。 何が困るかと言いますと・・・詰まっているのは所詮は元々ガソリンなので熱に弱いです。樹脂に真鍮圧入じゃん~=熱が掛けられない。どうにかしてこれは抜けないものでしょうか・・・・とモジモジ悩む事、数分。 今日も切れてるぜぇ~と無事に分離出来ました。綿棒でほじってお掃除致します。詰まらせる=内壁にこびり付き→容易には取れない=キャブクリーナーじゅわぁ~では取れていないと言う事になる=詰まらせないでほしいと願います。 本体側も詰まっておりました。此方は熱掛けれますのでまだ楽なものでした。 スターターバルブも交換致します。 ついにNJ(ニードルジェット)が廃盤に・・・これは再利用頑張ります。 研磨して取りあえず復活です。ジェット類は基本研磨したくありませんが廃盤では仕方ありませんね。 工業用綿棒などでコシコシ擦ると”うぁ!汚い~”と言う位、地味に汚れ付着しております。キャブクリーナーとエアーでブシュブシュではそれなり。奥の奥は地味な方法しかないかも?です。*超音波洗浄機あるから今度やって見ようかしら・・・ 10年以上経過している・・・多く見ても15年?は4連分解した方がベターです。燃料通路のシールやエアベントがガビガビになっております。OHしたけど・・・なんか滲む~って事、無い様にしましょう。 燃料通路は意外とグイグイ~っと動かされます。潤滑されていれば動きもスムーズでシールも傷み辛い?可能性があがるかも・・・しれません。そんな願いも込めて・・・毎回溝の間に閉じ込める様にバリエルタ塗っております。 今回は中身が重要でした ので外見はそれなりに綺麗にしました。このBST存続させるにはまだやる事あるのよね・・・私好きなキャブだけどダメなキャブな気がします。 連結プレートも研磨してからガンコートしております。当店、作業は日々バージョンUPしていきます。 後は実油面見て調整して完成です。油面で驚く効果は無いと思います。しかし確認しておけば不調時の曖昧さが消えると思います。またなんでオーバーフローするのか?原因・理由もわかります。”オーバーフローの原因、フロートバルブじゃない?”と闇雲に交換する事も無くなると思います。 フューエルホースはミクニ(ヨシムラ手配)を使用しております。(常時在庫です。)これ以外は使いたくないかな~と私は思っております。 キジマやホンダの純正でも手配可能でしょう。この二重構造がおいしさの秘訣?やはり柔軟性と潰れ・折れ辛さのバランスが良いです。配線もホースでも同じですが曲げなければいけないレイアウト。潰れてしまう可能性があるレイアウトは避けるべきでしょう。作業性も良い様にゆったりRを描くと良いですね。 擦れても良い様にホース側に網を被せると良いでしょう。ノーマルは連結側にチューブ被せてあります。(古い!) STDのGSXR1100KLMNのホース着脱結構厄介な気がしませんか?コックにはホース2本刺さるので一本抜けたら”それはもうコケるしかない!”と言う事になります。しっかり確実に取りつけれてメンテナンス時に着脱が嫌にならないレイアウトにしておくべきでしょう。 +ネジのインマニが外せない~っとお困りの方。たまには役に立つ?便利な工具。・#3+ボックス(1/2サイズ)・1/2ラチェット付きブレーカーバーでいいのかな?です。 いかに緩める力を確実にボルトに伝えるか!だと思います。1000本やってもほぼほぼ舐めずに外せる自信が・・・つくかも?ですよ。作業はなるべく涼しい顔でスマートに!が重要かと・・・ボルトが本当に取れなくて舐めたのか?作業者のスキルで舐めたのか?なかなかわからないですからね。 黒クロームのフランジ付きHEX(鉄)へ交換致します。プラスはやめてね・・・ この先当分外される事もないでしょう・・・”もう15年位頑張ってなぁ~”の気持ちでコシコシしておきます。 やや良い事?当たり前のレベルを少しずつ高めると結果的に安全になる様に思えます。純正部品の梱包ビニールも手で”ぐぃ~”っと破くと、もしかして少しビニール辺が付着するかも?しれない。ハサミで8割カットして中身を出せば安心度はアップするかもですよ。 ブレーキフルード交換致します。ゴールデンクルーザーDOT4へ交換です。 蓋のガビガビ・・・そのまま戻してはダメダメです。もっとガビガビになってダイアフラムもボコボコになってしまいます。研磨して綺麗にしておきましょう。お客さん側は外見は見えても作業の中身は見えないのでお店を信頼するしかありませんね。 エンジンオイルはニューテックNC50 10W-50とオイルフィルター 新品のフィルターは満たして吸わせてから組むと少し良いかも?と思っております。 キャップは再利用ですので腐食をある程度除去し防錆してから戻しました。今回の作業は以上となります。 日々の出来事(業務日誌) URLをコピーしました! GSXR1100K 車検 キャブメンテ+OH フルード交換 ニューテックオイル交換 V-MAX1200 車検 デコメンテ ニューテックオイル交換 関連記事 Z1キャブメンテの巻 2012年5月14日 GS1200SS ウオタニ/キャブメンテ/ニューテックオイル交換の巻き 2012年3月4日 VFR750F フロントメンテとオイル交換の巻き 2010年9月9日 RZ50色々の巻き 2011年1月29日 フレームから始めるGSXR1100Kの巻き 2011年9月24日 ブレンボ一体マスター取りつけの巻 2012年12月5日 Z1100Rポッキリバイク車検・デコメンテ・ニューテック等の巻 2013年12月8日 じわじわ来ている油冷GSX-R1100K 油冷メンテ キーセット交換など 2023年10月15日