イナズマ1200油冷カタナ リアブレーキマスター・キャリパーOH ニューテックオイル交換


 

いつもありがとうございますのイナズマ1200油冷カタナ。リアブレーキがパクパクするとの事で緊急ピットインです。
ダストシールがはみ出て来てしまっていたのですね。押された分の隙間でフルードが出ていたのですね。 
非アルマイトキャリパーのダストシール溝は大体この様にゲジゲジしてしまっております。
”ゲジゲジする→ダストーシールをいびつに押す&シールも腐食する→ピストン戻り辛くてリアの回転渋い”訳です。

キャリパーピストン渋いなぁ~キャリパー洗ってもみもみは良い状態のキャリパーで行わないと効果は低いと思います。

もみもみに時間掛けるのであればOHした方が先々プラスになると思います。
研磨してツルツルにしてしまいます。不思議とこの状態にすると腐食し辛いです。
逆にバフの様にピカピカにすると腐食し易い気が致します。*感覚的にですが・・・


こう作業って本当に道具ないときついです。時間掛かる上に仕上がりが微妙~な訳です。
作業している人が”結局そんな綺麗にならないなぁ”と思っている訳ですからお客さんも感動が薄いですね。
まぁ治ったしいいか~と言う感じ。

でもやっぱり新品の時みたいに・・・それなりでも綺麗になったら。。。うれしい。趣味ってそう言う事だと思っております。
もう75000キロ塗装もベロベロ。今回勝手に剥いてしまいました。
マットシルバー素地仕上げです。 そうそう腐食しないと思いますし、塗っていない=汚くなったらまた研磨すれば良いの流れです。
リアマスターもセットでOH致します。これ本当に汚れますよね・・・キャブとリアマスターの腐食具合バイクを一層古く見せます。
多分。。。新品より綺麗になっていると思います。作業者もオーナーも嬉しい訳です。
傘が閉じて来てしまっております。最初はピン!っと張力あって内壁にピッタリ。レスポンス良く開くのでブレーキタッチの遊びが少ない筈です。

ダレルとヘニョヘニョ~っとなる訳です。
習慣ですが。。。キャリパー/マスターを組む時は一回焼いてパリっと乾燥。
エアでシューシューでも良いですが。。。もしや・・・残留してない?エアのミスト除去してる?なんて思うならこれで心配無用です。
開封したら絶対検品が安全です。メーカーの梱包も人が行っております。
千が一、万が一が本当にあり得ます。そのまま組んで誰の責任?気が付かずに組んだのであれば作業者になる・・・これ間違いない。。。かもしれません。*毎日要注意です。
CCIメタルラバーをハケで塗ります。意外とこれが低燃費で飛び散らないので良い事だらけです。
割のボルトは後期のバンディット1200辺りの奴が良いです。
この小さい穴は要チェックです。詰まると本当にロックしてやばいです。
と言う感じで仕上がりました。ロッドはガンコートにて塗装致しました。
綺麗になれば修理して満足。汚いから捨てて交換しよう!と言う使い捨て文化も減るかと~思います。
ニューテックNC50 10W-50にてオイル交換して完了となります。
  • URLをコピーしました!