
オーブンが大きくなると便利。小さいけど大きい?はぁ?
塗装焼きは本業ではありませんので、”本業にしては小さい/隙間にしては大きい”こんなニュアンス?ですわ。

しかも古いから結構ハードなコンディション。
設備投資が役に立っている感じビンビン!です。






毎回スムーズに作業が進まないと”便利な道具を作らねば~”と思ってしまいます。
大変と思うのは”設備が悪いのか” ”スキルや経験値が低いのか”常に自問自答しております。





ブレーキキャリパーピストンの作動が悪い=シールが古い(変形/硬化)/シール溝の腐食で押され気味な事が多いと思います。
渋いなぁ~と思ってゴシゴシキャリパー洗ってピストン揉み揉みしても限界があります。そんな時間を掛けるのであればOHしてしまった方が時短で仕上がりも良いと思いますよ。




塗装って綺麗にする時また剥がさないといけませんがこの仕上げだと処理が楽です。
まぁまたOHすることが来るのか?は微妙ですが・・・


人の手が絡んでいる事にはミスが起こり得る可能性があります。”交換部品の責任なのか、作業者の責任なのか”間違いなく後者。責任転嫁の嵐にはなりたくないですからね。

*基本的にグリス系は使わない方がベターかもしれません。
・グリスは溶けずに残留しますが劣化後も残留=分解必要
・キャリパー洗浄時に水とグリスが混じる=キャリパー溝内で腐食する可能性あり
絶対ではありませんが経験的にそんなにおいが致します。

作業する人しか嬉しくありませんが・・・自分が作業し易い様にお客さんのバイクは仕上げて行きます。
スズキ 69142-46E01 クリップ、パッドピン


ベスラー VD-331JL




接写に耐えれる質感って大変っていつも思います。
取敢えずブレーキ完了です。
