BIMOTA SB3 ステアリングステムベアリング交換

。   

基本的に外車の作業は一切受け付けておりません。この様に作業している車両は昔からのお付き合いが長い方ですのでご注意くださいませ。
超重いステアリングベアリングを交換?予定です。
前にフォークを分解しておりますが・・・一応の為、元に戻せるように画像を保存。
最近では当たり前の写真ですが。。。。昔は絵とか書いていた様な。。。

時代の流れも早いなぁ~っとしみじみオジサン。
。。。。。どうなってんだか。この穴将軍にはねじ切って?いるのかな?
回す工具必要なのかな???なんでトップブリッジすり割り入って締めているのかな?っと謎な構造盛りだくさん。壊さないよぉ~に慎重に・・・・観察しての流れ。
”ステムのアッパー側ベアリングが圧入ですよ~”と言う情報は耳に入れておりましたが・・・多分当時から一回も外してない様子でして・・・・
”えっ?本当に上から叩いて平気?”っと言う位効いてます。(叩いても取れないギンギン?)

当たり前ですがシャフト内径に合う段付きのアルミカラーを製作してから叩いております。
どうにか抜けまして・・・・良かったぁ~と言う気持ち。
オーナーよりパーツリストを頂きまして・・・・壊さない様に~何度も確認です。
やっとこさ抜けまして。もうグリスと言うより粘土・・・それはステアリングの感じも粘土感・・・・で超重い訳です。
洗油でも溶けないので結局ホワイトガソリンで洗ってやっと取れました。
今後にBIMOTA SB3を作業する方・・・参考までに SKF639174 26*52*15 だと思います。
最初頭に二けた数字が読めなくて  53?  6J?
どうにか解読できました。上下同じっぽいです。

ネットで調べると大体このベアリングっぽいですね。
当たり跡が全然なく軽くスコッチで擦ってみたら全然まだまだ使えるじゃん=今日終わるの流れになりました!
浮かせたまま・・・2週間位?かな?なんて思っていたのである意味ラッキーです。
上下共にニューテックNC100 グリスをしっかり塗りまして~
この謎の物体はハンドルロックだったんだぁ~凄い無駄?いや贅沢な作りですね・・・
アッパー側が圧入って事は挟めばいいじゃん?中空だし・・・・
眺めると先ほどのハンドルロックの位置決めピンが入っておりまして断念。

どうやって入れたかと・・・言いますと台の上に足乗せて”膝”をステムに当てて上から叩くと言う超アナログ。でも軽圧入なので行けてしまいました・・・あ~良かった。
併せて研磨しておきました。
こんなにハンドリング良かったんだぁ~。もっと早くやっておけば良かった・・・と私もやや反省↓
と言う感じでした。
併せてELF MOTO4RACEオイル交換もいただきました~

今回の作業は以上となります。
  • URLをコピーしました!