TL1000R ブレーキキャリパーメンテ(6ポッド)&マスターOH

        

既に7万キロのTL1000Rブレーキの効きが甘くてご相談です。       
キャリパーを分解して行きます。ボルトがサビサビですね。熱くなったり冷えたり濡れたりと厳しい環境です。
状況は軽めに。距離相応もしくは良い方?かもしれません。ダストシール溝にはビッチリとゲジゲジが堆積しております。
これが酷くなるとダストシールを押し出す方法になりますのでブレーキ引き摺り・パッドの戻りが悪い・ダストシールはみ出てくるなどなど色々。

非アルマイトキャリパーの辛い所ですね。
パッドスプリングも研磨しておきますね。
パッドグリスですが
効果を感じられれば◎
特に感じないけど~は▼と思います。ブレーキ回りの油分って結構怖いですよね。
お掃除して研磨して仕上げました。
必ず脱水も忘れずに~と思います。
分解~お掃除・研磨まで紹介しております。
パッドの当たりがやや怪しい感じですね。
軽く面だししておきましたよ。
キャリパーボルトはヤマハに交換しておきますね。
既にパッド表面がオイルっぽくなっておりまして・・・こりゃ~効かない訳ですね。
フロントマスター・リアマスター・リアキャリパー外しまして作業に入ります。
リアマスターボディーです。状態は良いと思います。
もう研磨終わってピカピカですが・・・全体像撮影忘れました。
〇コレの穴は超大切です。必ず通路確認しましょう。
新旧です。画像だと非常にわかり辛いですがカップの傘が垂れて来ます。
新しいものはピン!っとして張力がしっかりしておりますよ。
ピストン径を計測して検品しておくと安心です。
飛びましてこちらはフロントマスターのカップ&ピストンとなります。
左が中古 右が新品 
中古の方がややだる~んとしているのが画像でも確認できます。
一度シールは交換しているとの事で比較的綺麗でした。
と言う感じで研磨してツルツルでクリーンな状態に仕上げております。
触った感じで食う!と言うよりヌメェ~っとします。残量多いので脱脂して面出しして使えるかチェックしてみます。
一瞬良さそうな感じでしたが・・・
試乗から返ってくると・・・パッドが臭い。オイルが中から滲み出てくくる。(要交換)
リアブレーキもオイル焼けっぽくなってしまいまして表面もツルツル。これでは食わなそうです・・・
裏も表も一皮むいてディスク研磨しておきました。
アクスルシャフトの曲がりは問題ないでしょう。
ついでに。
となりました。
スプロケットもやばめです・・・・色々と噴きだす時期かもしれませんね。。。
今回の作業は以上となります。
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