東京は1-2月が一番寒い・・・はずなのに?
この調子だと?桜が咲いてしまいそうな外気温で異常。。。。
世間は新型肺炎でゴタゴタ~私も人が多い所は極力避けて地味に活動しております。
個人事業主は感染したら経営までも命とり。
まだ見ぬウイルスだけに楽観視はできないです。
キャブを分解するのセットな項目
・アクセルワイヤー交換
・インマニ交換
*チョークは後から換えれるのでそのままが多いです。(そんなに切れないし~)
常に一期一会の気持ちで組み付けております。
*次はあるのかな~?と言う意味です。
全体的にベトベト気味です。なにかしっかり?掛けていらっしゃるのでしょうか。
汚れておりますがベトベトの方が実は中が綺麗だったりします。(腐食し辛いから)
キャブレタースタンドに取り付けして分解していきます。
このスタンドは超便利でして・・・実は元ネタがございます。
昔、某雑誌でとある達人がキャブを分解する回でした。
むむむ~なんじゃらほい?この固定するスタンドは・・・
雑誌をまじまじ~っと
写真が小さ過ぎてよくわからない。。。。訳でして・・・
私、この業界交流ほぼ皆無なのでそこのお客さんに遠回しに聞いてもらった感じです。
キャブは燃料通路加工穴が必ずあるので(しかも大抵8φ位?)どのキャブでも固定可能です。
さて戻ります。
う~ん♪錆びも無くて綺麗です。
ありがたや~ありがたや~捗ります。
今回は研磨する必要はないので軽めに研磨しておきました。
*元々綺麗だった感じです。
スターターバルブも出る内に交換しておいた方が良いでしょう。
大事なのは此方のシール。
そうそう馬鹿になるのは見た事ありません。
しかししっかりピッタリ!していないと全てがいい加減になってしまいます。
再利用関連はガンコートしておきます。ガソリン垂れても大丈夫~です。
パイロットスクリューが動かない・・・・まじですか~の件。
歳を取ると別にビビリませんね。
一回二回であれば目検討でいけるかも?しれませんが1万10万回やってもミスらない様に確立をぐぅ~んっとあげて除去すると良いでしょう。
負圧キャブ史上スーパー組み辛いBSR。
位置決めスペーサーかよ的な・・・
因みに写真は1セット。。。1-2間 2-3間にこれだけ入ります。
うぉ~ぽろろ~は常です。
以前は中性洗剤であらっておりましたが・・・
ノータッチで揉み洗いからの拭き取りしましたら
良い艶感になりました。
スライドバルブの状態もVERY GOODです。
あっそうそう。
スターターバルブは必ず古い奴でゴシゴシあたりを見ておくと安心です。
稀に中が腐食して”パチ!”っと戻りが渋い個体もあったりします。
リターンスプリングでしっかりOFF!これが安心だと思います。
フロートバルブ(ニードルバルブ)はラバー式であれば早々減るものではありません。
でも検品に自信が無い方は交換をおすすめします。
このオーリングの設定がないのでまた厄介なのですが~そういう時の調べ方。
オーリングって測定が結構手間なのと公差がかなり広いです。
しかも減っていたり変形したりしてても良くわからない。
そういう時は相手の金属部品を測定するのが間違いないです。
画像はGSF1200などに使われているミクニBST系の負圧キャブのフロートバルブです。
こちらバンディット1200K6 ミクニBSRとなります。
・オーリングが入る内径
・キャブ本体に入る外径
が同じ=線径も同じだろう作戦です。
メーカーが同じだと大抵同じなのが常です。
*コストの問題もありますので。
13374-35C00 当店常に在庫ありです。
こちらで代用致します。と言うか部品で設定してよぉ~と思います。
作業するお店で掛かる部品代が結構推移するでしょう。
やや楽しい流用情報 13376-19F00
ちなみにこのフィルターも装着可能ですが?
深い意味がない限りやめた方が良いかもです。
このパイプのオーリングも探しておかないとなぁ~
なんだろね?全く・・・多分ヤマハでいけそうな予感・・・
・先っぽのゴムの状態。硬くないか?段付きはないか?(←そうそうないです。)
・胴の状態。摩耗してテカリがキツクないか?
・逆側のピンスプリングが生きているか?
繊細だけど大胆。バイクってそんなものだと思います。
柔らかい~コンパウンドで先っちょを擦り合わせ?的にお掃除しておきます。
多分ピッタリ感が良い気がします。
後は実油面を見て調整しておきましょう。
キャブって面白いですよね。同じキャブでもプラスだったりマイナスだったりメーカーも細かく設定しているンだなぁ~としみじみ思います。
89%完成しております。やや部品待ちです。