あっと言う間に15年前?油冷4気筒の最終形バンディット1200K6.ブレーキキャリパーOHメンテ ホイールベアリング交換

油冷4気筒の最終形バンディット1200K6

乗り味もまろやか~になりまして結構ツーリングよりな設定でございます。
バンディット1200地味な存在ですが最も継続販売していたのは間違いないでしょう~

走行距離も5万キロに突入しましたのでキャリパーOHとホイールベアリング交換行いましょう~

フロント トキコ リア ニッシンでございます。
この片押しキャリパー採用率?が高いような気がする最近・・・

流石ニッシンアルマイトキャリパーですので腐食もございません(嬉しい~)

ピストンシールセットでまとめて交換致します。
ピストンの状態はそこまで悪くなったですよ。

年月・距離の関係もありますがシールは渋い感じでした。

私は高圧洗浄機で中でギンギンに洗ってからエアブロー→オーブンでチン!します。
エアブローだけではもしかして?水分が残っているかもしれないと不安に思うからです。

1に確認 2に確認。。。安全はまず目視から~の気持ちで行っております。

キャリパーOHがうまくなった?と勘違いするケミカル CCI メタルラバーMR20を使用して組み付けて行きます。

本当に軽くピストンが挿入でき気持ち良いです。


最後に長期防錆スプレーをまわりに掛けて拭き上げると綺麗に仕上がります。
また脱脂されておりますので潤いを与えて防錆効果も期待できるでしょう。

細かい部品も仕上げておきました。

リアからホイールベアリングを交換していきたいと思います。
ホイール着脱前にカバーを巻いておくと作業者の気も楽にあるでしょう。

いくらもしないのでひとつ持っておくと良いかもしれませんよ。

さてさて・・・あぁ~内径28φか・・・忘れていた。
パークツールのRT-1を駆使して外しました。

叩きぬく時にプーラーが抜けやすいのでプーラー爪縮まない様になにかぶち込んでおけば完璧です。

ハブはそのままオーブンに入れてしまえば自重で抜けます&入れれます。(時短)

念の為、ディスタンスカラーも確認しておきましょう。

*バンディット1250のマニュアルですが・・・一緒なので
メーカーによってはベアリング圧入に指示があります。

右か左どっちか基準なのでご注意ください。圧入シロの形状で大体想像付きそうな気が致します。


ブレーキディスクもお掃除・脱脂して新しいパッドをお迎えする準備をしておきましょう。

激しい腐食はありませんでした(安心)。しかしシールの渋さは年月を感じる重みでした。
本当に丁度良いタイミングだったと思いますよ。

まずはナカニシE-MAXレボリューションにブラシで溝内のカスをおおまかに清掃しておきましょう。
↑意外とアマゾンリーズナブルで驚きました。先端の種類も豊富で工具を使わずに先端着脱できますので無茶苦茶便利です。←PDFカタログ載せておきます。(;゚∀゚)=3ハァハァしてみてください。

その後、内側を研磨しておくと綺麗になり、腐食もかなり抑える事ができますので
良い状態が長く続くと思います。

30-34サイズですね。

ピストンとシールは検品してから組み付けると安心です。
次に新しいブレーキパッドをお迎えする準備をしておきましょう。

エア抜きも完了して組みあがりました。

パッドは前後RK-MAX シンタードメタルパッドへ交換致します。

フロントのベアリングを交換していきましょう。
安い癖に便利で全然壊れないお勧めなF1プーラーで外していきます。

左のヤグラは一度も使った事ありません。。。。入れて開いて逆から叩く!
*強制スズキ?方式とでも言いましょうか。

同じくディスタンスカラー調べておきましょう。
こう言う所もアルミだといいですね~

リアと同じくですが右が基準でドン付き!となります。

ある程度、動いても平気ですが左基準にするとややセンターずれたりしますのでご注意を~

クラッチフルードも併せて交換しておきました。

リアがカコン!カコン!病はチェーンの張り具合でした。
試乗して完成致しました!

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