【Thoughts】バイクでの開放型バッテリー(液補充式)の使用は百害あって一利なし?かもしれない。

近年ではこの開放式バッテリーをあまり見かけなくなりましたね。

メンテナンス不良や液害や爆発など起きた事例がありますので参考にしてもらえればと思います。


・メンテナンス不良
開放式バッテリーは液量の点検が必須です。
メーカー指定の内容は3か月に1度の充電 毎月の液量チェック。
充電はさておき液量の点検はバッテリーを外さないといけないのでかなりの手間です。


※液面線以上に入れすぎないよう注意してください。
※補水は必ず「バッテリー用精製水」を使用してください。希硫酸を注入しないでください。 また井戸水や水道水を使用すると不純物の影響で自己放電が大きくなったり、短寿命になることがあるので気をつけてください。

メンテナンス不良でよくあるパターンが出先でバッテリー上がってしまった。バッテリー液量が完全になくなってしまったことにより機能しなくなる事例です。

私は見た事・聞いた事ありませんがバッテリー液が少なくなり内部でスパークしバッテリーが爆発してしまう事もあるそうです。怖いですねぇ~

・液害
バッテリー液は希硫酸を使っております。補水は「バッテリー用精製水」
バッテリーの使用中(充電中)には、酸素ガス・水素ガスが発生しており、引火爆発の危険がありますので、火気厳禁です。

たまたま目の前で見た事ある事例。
お客さんがお店に乗って来て(ウチではありませんよ。)すぐにチェーン交換と言うシーン。
店員がチェーン加締めピン頭をグラインダーで”ギューイーン”っと火花を散らし。。。次の瞬間!!!”ボォフ!”

っと言う爆発音と共にバッテリー液がじゃ~っと滴り落ちて・・・・おりまして。。。
スイングアームからリンク回りは洗い流してもすべてムラムラに・・・・
これを見て”あぁ~怖い”っと正直思いました( ;∀;)

その他ではバッテリーケース及び周辺の腐食を呼びます。バッテリー ブリーザーホースが折れてバッテリー膨張など開放バッテリはそう考えるとかなり繊細なものです。
廃棄でどこかに出す移動時も横にもできません。

メンテナンス性や液害や爆発の事など色々と考えるとデメリットばかりが浮かんでメリットは全く感じられません。

近年ではそのまま代替で使えるPro Select Battery AGM GELあります。
バッテリー交換の際はPro Select Battery AGM GELでお願い致します(‘ω’)ノ



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