ほんっとこのキャブは大好きで・・・・GS1000Sに初めて付けたのもこのキャブ(GSF1200用)
トップカバーもフロートチャンバーもビス2本! 2本ですよ。
ん~レーシングじゃないですか・・・・
GSX-R750RKのBST40(ラージボディー)になると
トップカバーもクイックでニードル変更加工
MJ交換用のドレンも付いておりまして・・・・負圧の癖に凄いじゃないか( ゚Д゚)
カワサキKR1000に装着されていたマグの負圧BSキャブが私欲しいです・・・誰か寄贈してくれませんかね。。。
このキャブはちょっとと言いますか・・・相当癖があるキャブレターでして、京浜の様に日々両手離しでは扱い切れないそんなイメージを抱いております。
何でそんななのかを体験談も含めてお話したいと思います。
フロートアームごとASSYで外せる・・・・なぜに。
かなりこれがネックです。
フロートアームがボディー側に無い為、フロートレベルでの調整はほぼ不可能です。
フロートレベルを調べたい時はフロートチャンバーで押さてしっかり固定しないと決まりません。
またこのASSYはオーリングで固定されておりますのでオーリング痩せてしまうと調子悪くなってしまう悲しい構造です。
アームが折れても心配ない!以外なにかメリットがあるのだろうか・・・
素早くフロートASSYを外せるレーシングな発想だったのかもしれませんね。
このアームのクビレが問題起こす時も。。。
1回しか起きておりませんがこのアームにフロートバルブのワイヤー?が引っ掛かる時あるんですよ・・・・本当に。
ガソリン無しの状態から一気にガソリンが入り、フロートが浮く時に引っ掛かってしまい、それはもう大変なオーバーフローしまして・・・
最初はなにがなんだか・・・キャブレター単体で実油面見ても問題なく組み付けると勢い良くオーバーフローして。。。。
でもある意味ラッキーだよな・・・・それで気が付いたんですから。
重要な実油面の計測が手間。
キャブレタースタンドを作らないといけない。。。10度お辞儀させて計測しなければいけない。って言うか普通無理ですよね・・・・むちゃぶりなサービスマニュアル(キェブレターのメンテナンス設定)になっております。
純正で実油面みましょ~的なツールがございます。
スズキ 09913-14541 廃盤っぽいですね・・・( ;∀;)
特殊工具はある内に買っておけ!っと言う教訓でございます。
これはウチの専用治具になっており穴溶接で埋めておりますが・・・ただ工具を繋いだだけですとここからガソリンが出てきます。
う~ん鋭い・・・キャブレターだっ!
先ほども書きましたが燃料入口が1つで4つのキャブへデリバリー致します。
ですので画像の様にアルミを切削してオーリング入れメクラしておかないと実油面計測の度に4つのガソリン抜いていたら臭いし日が暮れてしまいます・・・
まぁ一般的に実油面見ないと言うか見れないに近いですよね・・・このキャブは。。
準備が大変です。最低限の工作機械を持っていないと辛いかと・・・
更に・・・・
・・・・スライドブロック外せるけど・・・純正部品設定がないとか・・・(海外ではリプロあり)もありますね。
まぁそんなに純正キャブレターを長い年月距離使わないからパーツリストとの設定はそれで良いかもしれませんがやはり部品は末永く使いたい気持ちってありますよね。
パーツリストに記載されてデリバリー部品って、そう考えると本当に最低限で年月や距離を重ねたキャブレターを見てくると本当に歯がゆい部分もあります。
最後にBSTキャブのいい事・・・・ダイヤフラムが部品で買える(京浜は基本一体です。)
キャブは京浜がいいですよ・・・負圧ならCVKもしくはCVRね・・・・では( ゚Д゚)