オートバイの排ガス検査がはじまって早20数年位・・・
年々排ガスの規制も厳しくなりバイク屋さんも車検取得が甘くない世の中になっておりますね。
正直、排ガス規制車を車検取得する際にはCO/HCテスターが無いと話になりません。
リスクを低下させるための投資は必要です。
車検と言うモノは問題がなければ”あ”っと言う間に終わります。
しかし問題があればその個所を改善させなければ検査完了する事が出来ないシステムです。
その問題が排ガスだった場合、現場でどうするのか?
検査場では聞かないとCOが何%なのかHCが何PPMなのかは教えてくれません。
また数値を教えて貰ったとしても現場でもお店でも対策のしようもありません。
もし全てがノーマル状態なのに排ガス検査が落ちる個体だったらどうしますか?
ハラハラしながら車検場に持ち込んで受かれば良いですが落ちれば地獄です。正直生業としては厳しい状況になります。
この排ガス規制でバイク屋さんが車検に持ってくる機会も減ったのではないかと感じます。たいてい見かけるのは車検屋さんかディーラー系か旧車系の感じがします。
お手上げ状態の中古車も沢山ありますからね。
話は戻りますと、このCO/HCテスターがあればTMR/FCRで調子を崩していてもお店で調整することが可能。
過走行で触媒が死んでいて生ガスっぽいものも調整が利きます。
たまに困るのがサブコン・フルコンを組んでいてどうにもならない個体もあったりするのは事実です。
まぁこの場合も持ち込む前にどうにか処理できますの車検では無くてはならないアイテムなのです。
あっあとこの機械は暖気が必要なんで出来るだけ新しいものが良いと思います(高価ですが)*ちなみにうちは5分です。