ふと先日お客さんのハーネス交換作業をしておりました。。。
外装を外すと・・・
あっ!懐かしい過去の産物発見しました!
近年、後付の電装系部品装着率が非常に高まっております。
少し前まであれば「ヨシムラのデジテン」「ETC」「ヘッドライトリレー/HID(死語?)」この程度の3点も付けていれば多い方でした。
しかしこれに追加して「USB」「グリップヒーター」「ナビ」も装着すると既存ハーネスから取得するにも限界あります。
頑張って綺麗に装着しようとしても見た目が大変な事になりますので注意が必要です。
そうなの?っと思われてしまいそうですが
まず
「同じ所からこんなに数か所も取得すると見た目が悪い」と言う問題が直面します。
次に
「電装系までの距離はマチマチ」電装系までは極力近い方がレイアウトも綺麗です。しかし電源・アース取得が容易な場所が良い位置にあるとは限りません。
さらに
「ハーネスから取得するにはハーネスヒューズ容量も加味して」意外と落とし穴であるヒューズ容量。メーカーも物はある程度のキャパシティーを持ってくれているので問題は出辛いです。しかし後付で5系統・6系統も追加されると容量に問題が生じる事があります。そして後付の為にハーネス側ヒューズ容量を増やす事による弊害も出る発生する可能性あります。
販売されている社外電装品の説明書もそんなに多数の物を使われる事までは把握していない可能性あります。
1点の電装品なら平気だけど6点なんて想定外だと思います。
当店に依頼される方はまだキャブレター装着車なのである程度は融通が利きますがFI車になりますとそうは行きません。
電源の取得手段は格段に融通が利きませんし、下手に取得しようものなら間違いなく弊害が出ると思います。
長くなりましたがどれだけデイトナD-UNIT+が便利で良くできているかわかります。
是非秋の夜長に作業してスッキリさせてください。
↑見てこの大きさ・・・板作ってリレーをいれてミニヒューズ2個が限界。
その大きさのせいで設置場所はタンクの下ですのでレイアウト的に不十分。
この時私は安全策でヒューズ入れておりますが、タンクの下にバッテリーからの常時12vが流れているなんて・・・実は危ないです。
またその安全の為のヒューズが追加される事になりますしヒューズの位置や種別管理も必要となります。
種別や位置がすぐにわからないとトラブル発生時に訳がわからなくなりますから。
このデイトナd-unit+が出てくれてありがたいのですが買い揃えておいたモトガジェットのmo-relayの使い道が無くなってしまいました( ;∀;)
ホンダのヒューズボックスもシコタマ在庫していたり・・・・
どの位の仕上がりを求めるかによりますが、何を行うにも一筋縄にはいかないと言う事でございます。