【Thoughts】DIY(Do It Yourself)そんなに甘くない件

どんな事でも自分でやってみた経験や創意工夫は自分にとって大切な財産になるでしょう。
自分で作業してみることによって「こんなに大変なんだ・・・」とか「道具や材料でこれだけコスト掛かるんだ」とか感じるはずです。

簡単に~DIY!と言う世の中の流れも感じますが全て作業が終わって「これで本当に大丈夫なのだろうか・・・」と感じるのは高確率。
強い意志が必要です。

ふと歩いていると・・・どっかの中年男性が木材を軒先で切断しております。
脚立を寝かし、それを台にして丸鋸使って「ぎゅ~ん」って。
作業状況も見た目で怖いし何枚も板あるけど棚でも作るのかな・・・どうなのだろうか。

別に自分で何かをやるのは問題ありません。むしろ良い事です。しかしある程度のリスクを考えて作業をしないと色々な意味で高く・痛い目に遭いますので注意が必要です。

・想像以上に道具が必要
モノを作る上で必ず必要なのが切る、削る、穴開ける。これを行う道具が必要ですし刃物も必要です。1回2回の作業では高くつきますし、何を揃えていいかわからない。
DIYの沼にハマる最初の段階かと思います。

・想像以上に材料も必要
ボルトナット ワッシャー ガスケット リベットなどなどたった2本使いたいだけなのに10本買わないといけない。届かないと怖いから長めのボルトを購入。材質や表面処理はどれを選べばよいかわからない。
この辺でざくざく買い漁りだしてもう沼のハマり具合は膝上位になっているのではないでしょうか。

・怪我をするリスク
「けがと弁当は自分持ち」とはよく言ったものです。
作業をする上でしっかりとそのリスクを知っておく必要があります。リスクを感じない知らない人には必ずと言って取り返しの付かない事が起きます。
浅ければ良いですが何かを失う事も天秤に掛ける必要があります。

・そのモノ自体を破損させるリスク
相当昔に相談受けたことありますが自分でヘッドカバーガスケット交換してからエンジンが掛からないとの事。
とあるモノをエンジンに脱落させてしまい摘出せずにエンジンを始動させてしまった結果でした。この失敗は深い穴に落ちるような気持だったでしょうね・・・バルブは曲がっているので高い勉強代になった。。。でしょう。

近年、インターネットを見たりすると”簡単に~○○”っとキャッチーなセリフに誘われて作業をしてしまう方もいらっしゃるでしょう。

しかし自分で何か作業してみると1回目よりも10回目の方がうまく行ったと言う経験ありませんか?仮にカレー作りでも結構です。
「1回目とか正直あれだよな・・・」そうコレ。

簡単なのはその作業なのか?それに取り組む前の意識なのか?
俺か?俺以外か? お疲れさまでした(*´▽`*)

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