オートバイの醍醐味としては殆どの部品を変更できると言う所ではないでしょうか。
やり過ぎると結局、純正部品で残っているのはフレーム・エンジン・外装(人によってはこれすらも)。
フレームから組んだ方が早くない?ですか。。。。
よくよくカスタムはよぉ~く考えると色々メリット・デメリットあります。
メリットしては様々な選択肢が増える。
サスペンションにしてもバネレートの変更や減衰力などお好みで?遊べるチョイスが増えて行きます。こうだったらいいな?が良くも悪くも体感できる訳ですね。
エンジン加工やキャブレター装着することによりエンジンの特性が変り”あのどんくさい俺のバイクがぁ~切れ味鋭く~”することも可能。
塗装や外装を交換してお好みのルックスに。飽きたらカウル外して~とかℤ系だったら違う外装にしてなどと末永く楽しむ事も可能。
ポジションも自由自在。ハンドルの選択肢、ステップ・シートの変更でお好みのポジションに変更することも可能。
電気系も自由自在。好きなメーターを付けて好きな点火系部品などで設定も楽しむ事もできます。最近ではスマホで電源on/offも可能な時代に・・・・電池大切でっす。
カスタムにどっぽり、どっぷりハマるのもわかりますね。考えているだけで楽しいですからね。
デメリットも考慮しておきましょう。
まず純正部品と比較して高価である。
レバー・ペダル一本にしてもそう、assyの価格にしてもそう、単純に単価があがってしまいます。
メンテナンスサイクルが短い
サスペンションはさて置き。キャブレターなんかは特にそう思います。いくらエアフィルターを装着していても純正のエアクリーナーboxには到底敵いません。
あと強制開閉はシステム的に定期的なチェックをしていないと万が一のアクセル戻らないなどのアクシデントも発生する可能性はありますので注意が必要です。
社外部品のデリバリー廃止と納期
イチshopがオリジナルで作った製品が廃業と共に絶版。破損して注文してみたら納期未定や半年後などメーカー純正部品とは比較にならない納期が掛かったりします。
*近年メーカー純正も廃盤多いですが中古と言う選択肢もある分やはり強いです。
面倒を見てくれるお店探しが重要
どこのお店もカスタム車はやはり考えさせられるものはあります。
分解したけども戻せない様な構造になっていたり、何を流用しているのか、既存品を加工しているものなのかも知りえませんし調べるにも時間掛かります。
基本、買ったお店・作ったお店で見て貰うのが当然の事。
ノーマル度の高いバイクと同等のサービスで扱って貰えるなんて考えない方がベターです。
選択肢の多さが沼への道
キャブレターでもサスペンションでもポジションでもタイヤでも悩みだしたら選択肢の豊富さにドロドロとハマりたい放題です。やるだけやって最後にフルノーマル乗ったら感動した→カスタム車売却と言うのは良くある話です。
部品を交換するだけで容易にパフォーマンスが得られますがバランスが一番重要です。押すだけではなく引いて見ても視野が広がると思います。
だらだら書きましたが歳を取るとノーマルの良さに気が付くのは色々な経験をしたからなのかもしれませんね。
趣味は実に奥深いものなのです。。。