燃料添加剤に投入してみたり。
エンジン始動してエンジンにコンディショナー投入したり。。。。
実際の所どうなの?と言う話も耳にします。
効果は無いとは言えませんが的確なのかどうかは難しい感じです。
良し悪しがフィーリング過ぎて比較し辛い
仮に燃料添加剤であれば投入を中断することができますのである程度はわかりやすいかもしれません。
しかしエンジン始動してインテーク側から吸わせて燃やす?的なものは実際どうなのでしょうか。
今から10年前くらいに多少ブームありまして施工した事もあります。
しかし結果的に良くなっている様な・・・・と言うレベル。
当然、劇的に感動する場合は正直少ない様にも思えます。
施工前には戻れない。良くなったと思いたい。。。人間そんなものです。
バルブシート、ピストンクリアランス、ピストンリングが大切
燃焼室のカーボンを落としてもバルブとバルブシートの当たりが改善されるとは思えません。
逆エンジン始動中は恐ろしい勢いでバルブがパタパタ開閉しておりますので堆積したカーボンが除去されもし?噛みこんでリーク原因になる可能性はゼロではありません。
またピストンリングの張力が戻る事もないでしょうし、ピストンクリアランスが適正になる事もありません。
機械的に消耗劣化であり、魔法のケミカルで劇的な改善があればオーナーにも整備する人にも助かるでしょう。
そんなうまい話は基本投資話と同じです・・・
予防には多少有効、劣化を復元するものではない
世間の期待値が高過ぎて?激変?したように思えるのかもしれません。
機械的に消耗劣化を復元するものではありません。
エンジンOH/キャブレターOHの様な効果を期待してはいけませんし、そもそもの不調を復元するものではありません。
下手になぜかピッタリハマって改善してしまう人もいるので何とも言えませんが基本的には劇的な変化は低確率かと思います。
何事も過大・誇大な評価には要注意
情報が溢れている時代ですので流されやすいのは私も同じくです。
まだやめれば良いだけの添加剤であれば良いですが下手なモノをビンビン燃焼室に入れたくはありません。
マフラーからも黒い液体は垂れますし、下手するとプラグ交換も必須になります。
たまにサーキットでも走ってガッチリ回してカーボン焼き飛ばした方がまだ効果的かもしれません。
エンジンの圧縮がしっかりして燃料が適切に供給されていれば冷間時でもスタートは容易かと思います。
基本的に下手な添加物を入れない。現実的に向き合いたいものです(*’ω’*)