生憎の雨ですね。
週末の悪天候、意外と好きです(*^-^*)
ざくざく作業していきますね~
アンダーチューブがあるフレームはフレームスタンドが非常に有効です。
ステアリングの確認にいちいちジャッキ2丁掛けたりするのも手間です。
作れる人は1個作れば作業効率全然違いますよ。
外れました。結構汚いですね。
一度交換している様子ありました。
縦傷ありますが爪で引っ掛かるレベルではありませんでした。
下手するとスコッチで落ちる。
再利用できますが一応交換しておきます。
写っておりませんが上下換えますよ。
カワサキのステアリングを作業した事ある方ならご存知でしょうが非常にやっかいな構成で上下のシールが異常に効いてしまいます。
シールの渋さでステアリングの状態が把握し辛いと言うのが常。
いきなり良い状態で組めばシールの当たりが付く頃にガタガタになってしまいます。
アッパー側はどうにもならないのでロア側はホンダ純正流用して低フリクションにしてしまいます。これは組み方にちょっとコツがあるので品番は提示しません・・・
おじさんになると・・・・コツとかカンとかを嫌う様になりました。
作業は毎回確実に良い体制で確実に作業をしたい・・・のです。
まっすぐ芯だししてから滑らかに圧入していきます。
レースが確実に圧入されているか鏡でチェックしていきます。
これも内視鏡で見た方が確実だと・・・最近思います。持ってない人は是非!
画像では伝わり辛いですが大外のひとつ内側のリップの開き具合が新品と中古で大きく差があります。
それくらいにアッパーシール(ロアも)シール効いていると言う事です。
近年と言いますか。ここまでシール効いているのはカワサキ位ではないでしょうか。。。これだけ効けば色々と吸収もしてくれますし。。。
そう言う意味合いもあるのでしょうかね。。
画像はロア側。
手持ちのシールで効き具合をチェック致します。
確実に作動性も向上しますし、組み付けの調整も非常に楽になりますので良い事しかありません。
ニューテックNC100グリスを組んでステアリング完了です(*^-^*)
フォークオイルを交換していきますね。
非常に綺麗な状態でしたよ。
ストローク後に真空引きでエア抜きを行っていきます。
いい加減にアタッチメント作れよ~なのですが。。。
簡易計測で・・・かなり低レート?ですね。オイルの粘度とうまくバランスの時代です。
正立フォークのメリット。インナーチューブを回転出来る・・・です。
減った箇所(アタリが付いている)はテカリますので目視でわかります。なるべく前後方向からは避けて組むとインナーチューブが長く使えますよ。
フェンダーの裏もノータッチしておきました。
後は水曜日以降に試乗して完成となります(*^-^*)