最近は~
純正部品でもシールテープ巻いておりますね。
メーカー純正で行われている事が確実?と思われてしまいそうですが・・・
昔は巻いていなかったのに近年ではなぜ巻くの?
その意図を感じ取る必要があると思います(*´▽`*)
基本的にネジ部(ニップル周辺)からフルードが滲むのは・・・
ニップルがロックされていてもニップル通路及びネジ部にフルードが回ってしまい滲みます。そして最後のブリーダーキャップをすると加圧されて滲み。ブレーキの熱で滲み・・・と言う事だと思います。
これは構造上ある程度仕方ないものです。
しかし塗装を犯してしまったりパッドに付着したりと問題が発生し易い訳です。
そんな事だったらシールテープを巻いてしまえば滲まないではないか!
と言う事から近年ではメーカーではシール処理をしているのだと私は勝手に解釈しております。
実はしっかりお掃除すれば一切漏れない?のです。
ニップルロック→ニップル穴からパーツクリーナー(周辺養生)→ニップル穴に細いノズルエアガン
当店はフルード交換の際に超面倒ですがこの流れでフルードを希釈させてエアで通路からすべて除去しております。
除去する事によって塗装へのダメージは無くなりますしこれで滲むのであればキャリパーやニップルの問題が考えられます。
そしてニップルネジ部にフルードが残留しないので腐食し辛いです。
ニップルネジ部が腐食してしまうのは、私の想像ですがフルードが残留し水分を呼び腐食が進行するのだと思います。
しっかりお掃除してクリーンにしておけばトラブルは確実に軽減すると思います。
近年ではチタン製のニップルも安価で入手可能です。トキコのm7-p1.00はそこそこ金額しますのでOHの際はチタンにするのもありかと?最近では感じておりますよ。
長く確実に問題が起きないであろう構成が万人に優しい仕上げではないかと日々思っております(*´▽`*)