張り出たフィン。シンプルな造形。シンプルな構成。
ぱっと見でその全てがシンプルで美しいと思えるからこそではないでしょうか。
至ってシンプルさは実は人の根本にあり引き寄せられてしまうのかもしれませんね。
ごちゃっとすると”おぇ”っとなる( ゚Д゚)
水冷車をいくらシンプルにしても限界あります。
電装系・補器類・ホースなどなど見るだけでうんざりします。
もしかしたらそのようなモノを美しいと思う人もいるかもしれませんが・・・
基本的にシンプルこそ愛され続けているのではないでしょうか?
これは人もモノも同じかと思います。
自分でも触れる親近感(‘;’)
外装1つ、燃料タンクすら外すのに躊躇するバイクって誰にも優しくない・・・はず。
カワサキのゼット系なんて”ホース抜いて” ”ゴムバンドだけ”でタンクが外れます。
ゆっくりやっても1分です。
これは時代背景もあるのでしょうが本当に素晴らしいと思います。
*現代では色々な安全面から考えて難しいのでしょう。
外装を外して違う色に換えたり、その内側まで磨く事も可能だとより愛情も深まり大切にするのだと思います。
良い事ばかりでもない
シンプルで整備性も良く造形も美しい空冷エンジン(キャブ)が良い事ばかりではありません。
製造から30~50年近く経過し5オーナー10オーナー下手するとそれ以上。
バツ5 バツ10とか聞きたくないですよね。しかもその履歴は世界中ですから
極論、そんなに長い間使われる事なんて多分想定されていないと思います。
想定もできなかった?でしょう。
正直なにが起こるかわからないびっくり箱!
クランクケースの割れをアルミパテで修理されていたり、もう既にエンジンのアルミが死んでいてヘリサートすら挿入不能だったり等なにが有ってもおかしくありません。
最後まで看取る気持ちで?(いきなり重い)付き合わないといつでもポキポキ心が折れます。。。。( ゚Д゚)
良し悪しは常に表裏一体。
後にも先にも今しか乗れない・買えないのは確かです。絶対数は減る事はあっても増える事はありません。
悩んだら・・・Z900RS(水冷)が間違いない・・・かも。
自分だったら今更買わないですね・・・考えるだけで大変だもの。。。。