クラッチが軽い・重いって何と比較して?
こんな事言うからダメなんですよね・・・( ゚Д゚)
スマホ重~いとか・・・も・・・
何なら?軽いの?感覚と比較?でしょうか・・・・奥が深い。。
クラッチを軽くする魔法のぉ~みたいなものを先日見つけて・・・・
むっちゃ胡散臭い。。。。
なるべく握力に負担なく、切れる調整範囲が広く、操作性が良いものが
扱いやすいと思います。
油圧/ワイヤークラッチ切れ具合?を体感してみると面白いですよ。
純正の横置き油圧クラッチマスターの印象
ラジアルマスター(〇ッシン除く)に変更すると油圧でも操作性が非常に扱いやすくなります。ワイヤークラッチに近くなる印象?
純正横置きマスターは半クラッチの繋がり具合が大雑把な感じを受けます。
数ミリずつ離して言ってもじんわりじんわりクラッチ繋がる様な感じは皆無。
途中からドン!っと繋がる印象です。
半クラが妙に長い人がいるのも頷けます・・・ぶぉ~~~ん♪って
ワイヤークラッチはクラッチと感覚がシンクロする。
そんな操作性の印象です(主観)
ちょっと切りたい(少し半クラ)とかに便利ですし、ゼロ発信も滑らかに操作し易い印象なので私はワイヤー式大好きです。
クラッチと感覚がシンクロする!っとワイヤークラッチの美学を語ります。
純正と比較すれば確実に重いです。。。
クラッチの重さはフリクションとスプリング
極端な話、クラッチスプリングのレート落としたり本数減らせばクラッチ軽くなります。
んなもん!当たり前だ!~そうなんですが油圧やレバーレシオが絡んでくると魔法を感じてしまうんですよね。
しかしある程度の限られた範囲で操作できるようにならなければいけないので大変なのです。
マスター径とピストン径の微妙な変更事例
- 軽いが切り切れない
- 軽いがレバーを一番遠くしないと切り切れない
- ちょっとで切れるがノーマルより重い
結構、経験者多いんじゃないでしょうか???
意外とメリットは大きく書きたい世の中だと思います。
”うむむ!コノマスターさえ付ければ俺のバイクもぉ~”っと夢広がってしまうのでは?ないでしょうか。
ワイヤー式も複雑なメカニズムあり
- レバーレシオ
- クラッチアーム長
- クラッチワイヤー長とレイアウト
油圧もワイヤーもこれを良い位置に本来調整してあげることが重要です。
そこまで詰めるより慣れれば無料と言う意見もありますが・・・・
ぽん!っと付けて良い訳では無くしっかり切り切れて、切れる範囲も調整できるものが非常に扱いやすいクラッチなのではないでしょうか。
最後に油圧ラジアルマスターの注意点
軽いと切れない/重いと切れると言う事があり実に悩ましいです。
軽くて切れないとレバーが超遠いです。
重くて切れる場合は調整し易いです。よって重い方を選択する事が多いです。
φ数をどの辺りをチョイスするかによりますし、各マスターによっても異なります。
握ったり、先人の意見を参考にすると良いでしょう。
レリーズが選べれば良いがある程度しか選択できません。
レリーズとマスターの比を算出して考えても面白いです。
計算した所で・・・・選択肢がないと言う事実もありますが。。。
レリーズ固定でマニアックな17.5φとかも面白そう・・・(油冷)
こう言うマスター選択もお客さんはわからないので、ブランドに流れてしまい良くも悪くも無難?な結果に偏ってしまいますよね。
操作性の向上が意図だったのか・・・・ブランドを纏いたかったのか・・・レバーを黒くしたかったのか・・・・一度初心に戻って考えると良いと思います。
良くも悪くもバネレート。
クラッチスプリングのレート/プリロード×本数でどの位の荷重か数値でしる事ができます。
人のはやりませんがFCCクラッチなどの現代の良く食う摩材のモノを使って少しプリロード抜いてしまっても効果的かもしれません。(主観)
別に120PS耐えれれば良いのに150-160PS耐える様にしなくても・・・なんて思ってしまいませんか??
大きいことは良い事だ。大は小を兼ねる。
これはメーカー側の安全で確実なパフォーマンスを継続して発揮する為のもの。
最大部分を減らして負担軽減に回しても面白い?と思いませんか??
*このような作業はリスクありますのでお客さんのは受けませんよ。