メンテナンス中にキャリパーピストンの渋さ発覚しました。
いつ部品が出なくなるかわからない現在、OH即決!の判断は間違いないでしょう。
てな訳で作業していきMAX( ゚Д゚)
まんずはフロントから作業しますね。
先日お掃除しておりますので綺麗な状態です。(年月の汚れは勘弁してね)
キャリパーピストンは部品で供給されるのであれば交換してしまいましょう。
今回は?今回も?錆びも浮いてます・・・
ダストシールなどに変形はありませんでしたがとにかくシールが「硬い」です。
そう「古いタイヤ」みたいな感じ。これは戻りが悪い訳です。
ブレーキキャリパー
「出」は油圧なのでどれだけ渋くても出て押してくれます。
しかし「戻り」はシールのたわみ=柔軟性命なのでゴム超大切なのです。
7万キロ初OH(遅め?)ですが・・・
カスが全然溜まっていない・・・です。マメな整備とフルード交換の大切さを感じてしまいましたね(私)
このように「ビュテホー」に仕上げておきました・・・
手でコリコリ磨いてもこの様にはなりませんね。
要は「設備」これだけ。
如何に時短で確実に仕上げるかは利益に直結?します。リスクも減ります。
必ずキャリパーシールとピストンの検品はしましょうね。
作業の前の確認も「大切な作業のひとつ」確実に進行したいのであれば「叩け!石橋!」これしかありません。
*コツコツが一番効くのです。
大きいピストン径は33.91φ*29.3MMほど アンコが入ると31.08MMほどです。
小さい方のピストンは26.94φ*29MM アンコ入りで31.02MMでした。
流用ネタに?どうぞ。
ブレーキOH必需ケミカル「CCI MR20 メタルラバー」
一回使えばほぼ全員感動?( ;∀;)するかと思うケミカルです。
こんなに「スゥ~」っとピストンって動いたっけ?
「なんか純正がブレンボになってみたい~♪」は大げさではないと思います。
分解状態ですが「指でピストン戻せます」
キャリパーOHはまず検品/綺麗にお掃除して/メタルラバー使って組むだけ。
コツもテク一切ありません。
まぁそもそも論ですが「手を入れらない部品」って多くないですか?
見せないテク?で「神懸らせるのは手法?」な部分もありますからね・・・
片押しキャリパーの第二の心臓?ブーツ超大切
特に「オチン付き」は大切なのです。
この中をピンがスライドしますので「清潔」「スムーズ」「柔らかさ」むっちゃ重要です。
ここが渋くなると「全部渋い」こんな印象しかありません。
ブーツには「モリコートシリコングリス」がぶなんに良いですよ。
単体で作動の確認は必須です。ここで「入らないとか渋いとかは異常」なのです。
と言う感じフロントキャリパー完成しました。
続きます(*’ω’*)