ボルトは「折れたのか?折ったのか?」
実は本人しかわかりません。
折れるボルトは事前に感触でわかったりします。
「ぼくはもう折れるよぉ~」ってボルトからのビンビンとシグナル全開なのです。
外れないっと思ったらまず無理をしない事が重要です。
まず折らない事が大切です。
仮に折れたとしましょうか?
ネジが飛び出た状態でポッキリ。
地味にありがたいです。
折角のこの状態を最大限有効に使う方がリカバー率は高くなります。
いきなりネジ山を掴まない
ねじ山が残っていればナットを掛けて溶接したり、中心穴あけガイドなどにも役立ちます。
ここをいきなり潰して曲げたりされると最悪です。
傷口はどんどん広がりますので「安易にバイスプライヤーや倍力プライヤーでくわえる」のSTOP
「この手で外れなかったら?を3手4手先まで考えておくことが大切です」
ナット取付し、溶接もありだが・・・
ボルトが弱って→折れた
こんな場合でしたらこの手法でも除去可能です。
でもたいていが、「ネジ部同士がかじって折れる」事の方が多いと思います。
要は「溶着」されいる状態。
転造ボルトがそもそも折れているのですから「ナットで頭を生やしてもまた折れます。」
必要ですがかじった(溶着)ボルトには「潤滑と熱」は効果薄いです。
淡い期待はせずに中心に穴あけがベター
場所と状況によるので何とも言えませんが
最終的に下穴~の残りボルト撤去→最悪ヘリサートと言う流れが主な気がします。
ネジ部が残っていることにより穴あけの中心が出しやすいです。
できればしっかりネジ部を残してくれる方が傷口は広がりません。
外れない時は「しっかり感」がある工具を選定してね。
「ボルトが硬くて外れない」
そんな時はしっかり感のある工具を選定して使ってね。
「太くて長い」これが重要です。
外れないボルトに「細くて短い」を使うと「外せるものも外れない、折れないものも折れる」
「折ったのか折れたのか問題」って奴です。*本人しかわかりません・・・
「急がば回れ」昔の人はよく言ったものです。。。
ボルトを緩めたい「特に太さが効きます」(*´ω`*)
「しならない=ダイレクトに伝えられる」
あっ取れないかも?って思った時にすぐに「しっかり感のある工具にチェンジ」
実はこれで折れないで助かる確率高いと思います。
並べて見ると「ボルトに伝える力」を感じられる
緩まない!っと思ったら。
まず
「しっかり潤滑」、熱は「ネジロックとサビ」の時は効果絶大
そして「しっかり工具へ変更する」
緩める角度は「数度緩めて~締めて」を繰り返し「一気に緩めない」*緩む場合はOK
ボルト頭が付いている状態で処理できることが「超大切で楽」
ボルト折ってからだと手間もアップ費用もアップ
「折れない・壊さないが一番なんです」
1本外すのに数時間、たかがネジされどネジなんです。煮え湯はあまり飲みたく無い派です。