小型・軽量・スポーツ?アメリカン?LS650 サベージ650 車検 持ち込み部品交換 フルード交換

やっと8月に突入しましたね。
よくよく考えると年末に向けてまっしぐらですね。実に考えたくありません。。。。

行く末はテンプターになるサベージさん。ちなみに初めて見て試乗させてもらいました。
鈴木特有の不思議なアメリカンなバイクです。
シングルで650cc もあるのにドコドコ感は一切なしビュンビュン回る軽快なハンドリング。
結構早く走れそうだななんてしみじみ感じてしまいました。

マニアックな排気量が人気になってきたのでしょうか??
ズビズビ作業していきたいと思います。


存在感のあるエンジン。めっちゃ直立

なかなか素敵な造形たのエンジンですね。このエンジン初めてお目にかかりました。
行く末はテンプターという車種に使われるんですよね。

よくよく考えるとテンプターって一度も見たことがない???です。どこに行ったんですかね。
GOOBIKE テンプター
なかなか球数も少なく希少なんですね。
GOOBIKEサベージ650
サベージに関しては2台しか掲載されてませんでした。

持ち込まれた部品を交換するよ。

通常なら全然大したことない感じがしますがこのサベージ整備性かなり悪いです。
ステッププレートがエンジンマウント貫通しており
リアブレーキワイヤーを変えるのにマフラーも外さないといけません。

なかなかパンチのある仕上がりです。


サイドスタンドスイッチなどもなかなかマニアックな構成をしておりぶっ壊れたら流用が効きませんね。
1つの部品でいろんな仕事をさせようとすると面倒くさいこと増えてきます。

ステッププレートに何でもかんでも固定されています。
サイドスタンドまでくっついているのでレーシングスタンドやチョックがないと作業できませんね。
またシフトペダルの位置調整もアッセンブル状態でほぼできないと思った方が良いです。

シフトシャフトのオイルシールは油冷と共通だった。

いくらもしませんのでこういう時に交換しておきますね。
抜く時はしっかりと潤滑しつつヒートガンで温めて作業すると効率的ですよ。

このマキタのヒートガンは自立するので非常に作業しやすいですよね。
100V のヒートガンを使っている人は是非1回使ってもらいたいです。感動すると思いますよ。

マフラーを外しましてブレーキワイヤートやリアブレーキスイッチレイアウトします。
全てがまた右のプレートに固定されますので非常に作業しづらいです。

次回の作業も見据えて整えておくと全てに優しいはず

むっちゃ気持ち悪いM 8のボルトです。
最初はスタッドボルトが抜けてしまったと思いきや?そうだスズキだった。。。スズキ=ボルト固定
いい加減スタッドボルトにしてほしい全員がそう思っているはず。

スルスルと手で入っていかないのでタップを立ててお掃除しておきます。
こんな時にロングタップが役立つとは思いませんでした。

ちょっと手間ですがこういう時にネジ山などを整えておくと次回以降の作業が非常にスムーズになるはずです。

ほとんど交換が終わってさあステップラバーを・・・・

当初は緩んでるのに抜けないな?なんだなんだと思いきや逆側から見ると回ってません。
要は折れてしまって頭だけ回っている状態でした。

ステッププレートを外すとなると左右外さないといけません。
シフトペダルも全部全部です。

さすがに外したくないのでどうにかこうにか考えてM 6のボルト除去したいと思います。

目検討で穴あけはしない方が絶対に良い。

このように旋盤でガイドを作ってから穴あけをすれば誰でも失敗しません。
折れたボルトは特に面が出ておりませんのでズレやすいです。

横着をするにも段取りをしっかりしておけば確実に作業できると思います。。

逆タップは使わない派です。
この叩き込みタイプのエキストラクターは具合が調整できるので非常に利便性が高いです。
確実食い込み具合は非常に良いのでチャンスがあれば一度試して欲しいですね。
喜ばれると思いますよ。


1回作った道具はピータッチでラベリングをして保管をしておきます。
次があるか分かりませんがしっかり残しておけば次回以降が楽になるのです。

最後にブレーキフルードを交換するよ。マスターフロートもね

ブレーキフルードは若干水分が混入したような感じになってますね。
この時代のマスターはピュッピュッしてしまうので
マスターフロートを入れておくと作業性が飛躍的に向上します。

ホンダ45523-MN5-006
現行車用で少し長いのでハサミで任意にカットして使ってちょうだいね。

あとは試乗して完了でございます。

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