さて昨日の続きでございます。
毎回思うのですが脳内で完成するだろう予定時間大幅に短く見積もることありませんか?
ちなみにこの GSF私の予定では本日の午前中に終わっている予定でした….
というわけで続き作業をやって行きマックス(*´ω`*)
油冷の要!エンジンダンパーを交換するよ
下手したら10年くらい前の油冷メンテかもしれませんね。
エンジンダンパーの中にグリスを封入したのでダンパーもケース側もツルツルです。
経験上ですがダンパーの溝にグリスを封入しておく方がベターだと思います。
かつてザクザクにクランクケースが減っているものも見たことありますので
交換の際はつるっとお願いいたします。
前側のマウントの M 8にはタップを通して滑らかに入るように段取りしてあげてね。
綺麗にできる箇所はしっかり磨き上げておくと今後に繋がるでしょう。
エンジンダンパーも値上がりしましたがまだ供給されるので安心ですね。
このエンジンダンパーも最近の車種で使われていればまだ安心ですが
そうでなければストックしておく必要があると思います。
奇跡的に同じ長さのホンダ純正在庫しておりましたので全て交換しますね。
今回の油冷メンテからちょっと新しくなるよ
フレーム側もクランクケース側の穴にも公差がありまして全て足すと意外とガタガタです。
乗ってるうちに意外とずれてしまっているものもありますので
一度外してリフレッシュしたいと思います。
エンジンを一度もおろしたこともない車両はエンジンマウントのボルトに
ネジロックがしっかり効いているのでなかなか外すのに手こずります。
久しぶりに3/4のレンチを引っ張り出しました。
パイプなどで延長するよりも
工具自体がしならないので簡単に緩めることかできますよ。
一度も外していないのでかなり厳しいコンディションになってますね。*画像左は磨いております。
この辺のボルトも交換できるように考えておきます。
できれば素敵なボルトが良いですよね。
クランクケースアッパー側のマウントは天井がないので砂利がむちゃくちゃ溜まっておりました。
びっくりするぐらい出てきてちょっと焦りましたね。
フロント側のマウントは着脱式でガタガタです。
そのガタも加味してしっかりスムーズに固定できる位置の決めてあげると気持ち良いですね。
新車とかでもエンジンがズレてしまっているものあり
エンジンスライダー交換の際にずれて入らないネジ山に無理やり取り付けて
ネジ山が壊れていた油冷も結構ありましたね。
という感じでスムーズインでございます。
タペット調整とカムチェーンを見ていくよ
タペットクリアランスはほとんどズレておりませんでした。
カムシャフト全体的にはかじりが発生しておりますがわずかなものです。
走行距離も12万キロ弱なので使えるところまで使ってという感じでしょう。
ビカッと仕上げてリフレッシュするよ
ボルト類はくすんでいたのでガンコートで再塗装しますね。
ブリーザーカバーはウェットブラストしておきましたよ。
そんなに見えるところではありませんが綺麗だとやっぱり気持ち良いですよね。
ボルトはフラットブラックで塗装しておきましたよ。
メインアースカプラーの爪が折れて抜けるトラブル
そんなバカな!というトラブルが先日起こったそうです。
ツーリングに出かけてエンジンがかかったり急に止まったり色々したそうです。
レッカーで帰ってきて外装外して色々調べるとカプラーの爪が折れてアースが抜けていたそうです。
そんなことが起こり得る旧車になってきたのですね。
というわけでカプラーを新設しておきました。
バッテリーのマイナス側です。
この後一応削っておきましたがこれでは100%のパフォーマンスは発揮できないでしょう。
この辺りの部品もちょっと考えないと今後は不安ですね。
別に作っても良いのですが端子の形状が非常にマニアック部品なんですよ実は。
TMR の同調を合わせておきました。
ピタッと行きたいところですがキリがないのでこのくらいで勘弁してください。
あとは試乗して完成だよ(*´ω`*)