【移転のお知らせ】2025年7月、千葉に移転します。5月~6月は店を閉めます。詳しくはこちら

THE「旧車の洗礼」憧れのZ1Rを快調に乗りたい物語?

なかなかパンチのある車両だと感じております。
ちょっと厳しいですよね・・・・・

想像した以上にお疲れモードですね。
コツコツとやっていくしかありません。
この調子だとなんとなく終わらないような気がしてきました。。。。

(噂のカチエックスでバイク無料査定・売却!これが新しい売り方)

それではコキコキの?ステアリングステム分解していきますよ。

どうしてもこの機械式フロントマスター使いたい気がするのは私だけでしょうか。
うまく使うといろんなことに転用できそうな形状してますよね。

とにかく部品を外すところ全てが怪しいです。
触ってくれていない方が楽なのですが・・・・触らないといけない状況だったんでしょうね。

むっちゃ錆びてますね・・・半端じゃないです。
必ず綺麗にお掃除してたっぷり潤滑油かけてから圧入を外してくださいね。

この手のボールレースタイプはパークツールが最高だよ

昔から紹介しておりますがこのような便利な道具か販売されております。
そもそもは自転車用ですがオートバイにも問題なく使うことが可能です。
サイズは2種類あるので業者さんは2つ持っておくと間違いないと思いますよ。

何でも万能に使えるステアリングステムツールはなかなか難しいですからね。

抜きたい方向から挿入して使う感じです。
4方向にテンションがかかっているので叩いて抜く時も斜めになりづらいですよ。
*必ずちょっとずつ目視で確認しながら作業してね。

ロア側は先日紹介した川崎純正の特殊工具で外しました。
極力タガネとハンマーは使いたくないですからね。

こちらも鋭いコンディションで驚きでございます。
ステムベアリング交換とか世の中的にもう終わったのかと思ってましたがまだあるんですね。

こんな時しかお掃除できないところはしっかり綺麗にしておくと気持ちいいですよね。

圧入はゆっくりじっくり丁寧に!まっすぐ入れるのはなかなか大変だよ

私は基本的にアッパー側を基準にしてロア側を圧入する感じです。

ロア側は丁寧にまっすぐかなり難しいので
基準を設けてちょっとずつ確認しながら作業していくと間違いないと思います。
純正特殊工具のねじ込むタイプも絶対ではありませんからね

圧入が終わったらしっかり奥まで入っているか確認してね。
*先走ってグリスを塗ってしまいました。

Z系は安易にテーパーローラベアリングは使わないことにしております。
何と言っても外すのが大変。
だいたいボルトか何かをフレーム側のレースに溶接しないと抜けないのです。

いつも思うのですが塗装してしまったフレームとかどうするんですかね??


今後のメンテナンス性も良いので極力純正のボールレースで組むようにしております。

分解すれば分解するほどかなり錆びてます

ヘッドライトステーはアルミの鋳物なのに内側がしっかり錆びてしまってますね。
ウェットブラストをかけてきれいにしておきましたよ。

ヘッドライトステーは左右とも割れているようですね。
片側は不思議な補修がしておりますのでとりあえず触らないようにしておきます。

フロントフォークはかなりボロいので次回交換が良いでしょう

オーバーホールするにしても再メッキが必要だったりボトムケースも若干痛んでおります。

スタッドボルトがいい加減なものに変わっていたり
すでに曲がっていて変なストレスがかかっています。

スタッドボルトは各種長さ在庫しているので交換しておきますね。

ボルトが折れたら最悪!外すときこそ要注意

古いボルトを外す時に「折れたのか?折ったのか?」って非常に微妙ですよね。
でも折れそうなボルトって実はわかるんです。

まだボルトが繋がっている時にどうにかこうにか対処して助かる時もあります。
なるべく折らないで作業が進行するとスムーズですよね。

川崎の純正品を頼むとなんか長い気がするんですが皆様いかがでしょう?

なので私はホンダのスタッドボルトを流用しております。
92900-080320E

デデデ!また不思議な現象が起きました。

よーし綺麗になってすげえ気持ちいいぜ!
なんて画像をパシャパシャ撮影していて・・・・

おろろ?片側入らないぞ??

うむむ・・・・何が起きたんですかね。
とりあえず手仕上げで修正するしかないので綺麗にしておきました。

各部ネジ山もしっかりとお掃除しておきましょう
取り付けるボルトが片手でするするするっと入ると気持ちいいですよね。

一応アクスルシャフトは問題ありませんでした。
何かよく分かりませんが罠がたくさんあって怖いです

  • URLをコピーしました!