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①オートバイ旧車ブーム?なぜ?80〜90年代国産バイクの高資産価値なのか?

オートバイ旧車ブーム?なぜ?80〜90年代国産バイクの高資産価値なのか?すこし考察してみました(*´ω`*)

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はじめに: 80〜90年代バイク高騰の背景

近年、1980〜90年代に製造された日本製オートバイの中古価格が急上昇し、
旧車バイクブーム 」とも言える状況です
(’80年代青春名車バイクを手に入れろ!〖価格高騰が進み”伝説”となる前に〗│WEBヤングマシン|新車バイクニュース)。
1970年代の名車(例:カワサキZ1など)はすでに数百万円から時には1,200万円以上で取引される超プレミアムな存在となっていますが、80年代モデルも年々価値が上がり、将来的に70年代車に匹敵する水準に達すると予測されています

実際、2000年代には数十万円だった車種が、2025年現在では数百万円以上の値が付くケースも珍しくありません (〖資産価値〗旧車・絶版バイクの価格は今後どうなる?高騰の理由と売却戦略 – ライダーズプレステージ|極上バイクライフ)。

なぜ80〜90年代バイクの資産価値が高まっているのか?

以上の背景を踏まえ、
資産価値が高いと評価されている1980〜90年代の国産バイクを「ネイキッド(ストリート)」「レーサーレプリカ(2ストローク)」「スーパースポーツ(ホモロゲーション含む)」といったタイプ別に整理します。
それぞれの車種・シリーズについて、高騰の理由や市場動向、プレミア化した年式・仕様、さらにはオリジナル度や部品供給状況など資産性に影響するポイントも解説します。

ネイキッド&ストリートバイクの高価値モデル

1980年代は空前のネイキッドブームではありませんでしたが、
90年代に入ってネイキッド回帰の流れが訪れ、各メーカーから往年の名車をリスペクトしたモデルが登場しました (90年代バイクの価格暴騰が止まらない! 青春を共に過ごした「ゼファー」「RGV-Γ」「NSR」 | AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ) ~カスタム・アウトドア・福祉車両・モータースポーツなどのカーライフ情報が満載~)。

こうした 空冷エンジンを積んだストリートバイク や、70年代〜80年代当時に人気を博したネイキッドモデルが、現在 コレクターズアイテム化 しています。
特にカワサキZ系ホンダCB系といったシリーズは、旧車ブームを牽引する存在として有名です (〖資産価値〗旧車・絶版バイクの価格は今後どうなる?高騰の理由と売却戦略 – ライダーズプレステージ|極上バイクライフ)。

車種・シリーズ(年式) 特徴・高騰の理由 中古価格の動向
カワサキ Z400FX (1979〜82年) 空冷4気筒400ccネイキッドの名車。国内400cc旧車ブームの火付け役で、当時若者に大人気。改造ベースにもされフルオリジナル極少。70年代Z1/Z2が入手困難となり「次に手が届くZ系」として再評価。 2000年代は二束三文→近年は平均約300万円超。良好な個体は300〜500万円で取引される例もあり。
ホンダ CBX400F (1981〜83年) 空冷直4・400cc。「CBX」の名を冠し高回転エンジンとスタイリッシュなデザインで人気沸騰。80年代当時は暴走族にも愛用され玉数激減。国内旧車価値高騰の象徴的モデル。 2000年頃相場50万円→2010年150万円→2025年現在400〜600万円に高騰。国産400ccでトップクラスのプレミア価格。
ホンダ CB-Fシリーズ (CB750F/CB900F 等, 1979〜83年) 空冷DOHC4気筒搭載の大型ネイキッド。欧州耐久レース「ボルドール」連覇など輝かしい戦歴を持ち、80年代ホンダを代表。近年メーカー自ら「CB-Fコンセプト」を発表するなど再注目。 状態良好な750Fで100万円超、900Fは更に希少。若者漫画『バリバリ伝説』で主人公の愛車として登場し知名度も高く、価格は上昇傾向。
カワサキ ゼファーシリーズ (400/750/1100, 1989〜07年) 80年代終盤に登場したネオクラシックブームの火付け役。空冷Zのスタイルを纏い発売。当時は新車だったが登場から30年超で旧車枠入り。特にゼファー400χ(カイ)は最後の空冷400として人気。改造車多く完全ノーマルは希少。 新車価格:400cc=53万円→現在:100万円超え多数。750/1100も再評価著しく、750は平均150〜270万円, 1100は200万円超えが多い。2007年火の玉カラーの最終モデルはプレミア。
スズキ GSX1100Sカタナ (1981年発売〜)
※GSX750Sカタナ含む
ドイツ人デザイナーによる斬新な刀(カタナ)デザインで登場した伝説的モデル。当時衝撃的なスタイルからコレクター人気が高く、1100ccモデルは国内外で需要大。750cc版は国内メインで販売。 2000年頃相場40万円→現在300〜500万円に急騰。750も100万円超が一般的。近年スズキが新型カタナを発売するなど話題性もあり価格維持。
ヤマハ VMAX1200 (1985年発売) V型4気筒1200ccエンジン搭載のパワークルーザー。加速重視のVMAXは発売当初から話題となり並行輸入で人気。生産期間長く台数多めだが、カルト的支持で独自の市場価値。 近年じわじわと価格上昇。初期型の程度良好車は150〜200万円に届く例も。独特のジャンルゆえ熱狂的コレクターが存在し、将来的資産性も注目。

上記のように、ネイキッド系では当時国内で人気を誇った400ccクラスから、リッタークラスの大型車、さらには後年復刻ブームで登場したモデルまで軒並み高騰しています。特にZ400FXやCBX400Fは「旧車高騰の象徴」とも言われ、20年前は数十万円だったものが現在数百万円にまで跳ね上がっています (〖資産価値〗旧車・絶版バイクの価格は今後どうなる?高騰の理由と売却戦略 – ライダーズプレステージ|極上バイクライフ)。

またゼファーシリーズは「手頃な旧車」の代表格でしたが、Z1/Z2など先代が手の届かない価格になった反動で一気に値上がりしました (90年代バイクの価格暴騰が止まらない! 青春を共に過ごした「ゼファー」「RGV-Γ」「NSR」 | AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ) ~カスタム・アウトドア・福祉車両・モータースポーツなどのカーライフ情報が満載~)。400ccでも100万円超えが珍しくなく、750や1100は200〜300万円級となっています (90年代バイクの価格暴騰が止まらない! 青春を共に過ごした「ゼファー」「RGV-Γ」「NSR」 | AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ) ~カスタム・アウトドア・福祉車両・モータースポーツなどのカーライフ情報が満載~) (90年代バイクの価格暴騰が止まらない! 青春を共に過ごした「ゼファー」「RGV-Γ」「NSR」 | AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ) ~カスタム・アウトドア・福祉車両・モータースポーツなどのカーライフ情報が満載~)。いずれもオリジナル度が価値に直結し、ノーマル然とした個体ほど高額査定です (90年代バイクの価格暴騰が止まらない! 青春を共に過ごした「ゼファー」「RGV-Γ」「NSR」 | AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ) ~カスタム・アウトドア・福祉車両・モータースポーツなどのカーライフ情報が満載~)。

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