GSF1200とバンディット1200の綺麗なところは「外装とフレームの色が一緒」
そんな中、GSF1200の黒は人気でしたね~?そうでもない????
しかも 黒の S なんてかなりマニアックで超かっこいい。
ちなみに「エスはSUZUKIの文字がゴールド」
事故ってネイキッドになったエスは当時すぐバレました・・・
そんな感じでフルノーマルなGSF 1200 S作業進行いたします~
来店時よりエンジン随分バラバラ~っと調子悪そう
キャブは一度も分解していないということで今回数十年を経て分解することになりました。
走行距離は7万4000キロ経過した年月30年弱。
純正キャブの耐久性と信頼性素晴らしいですよね。
外装を外してオーナーがお掃除できないところは我々のお仕事。
1回きれいにしておけば次の掃除が楽になります。
ノータッチをシューっとかけて軽く拭き取るだけ、
そんな簡単なお掃除を毎回繰り返すだけでバイクは艶やかになりますよ。
先日も紹介しました Amazon の「神のモール!」*勝手に呼んでおります。
タンク着脱の時に意外とフレームに傷ついてしまうことありますよね。
燃料タンクのエッジにはめ込んでおけばフレームにダメージを与えることもありません。
またこのモールは中に金属が入っているので着脱は簡単です。
傷防止で今回一周巻いておきますね。
相手が外れたホースクリップは必ず取り外しておいてね。
万が一エンジンの中に入ったりしたら最低ですからね。
確認した感じインマニアウト!。良いタイミング
完全にO リングを通過してしっとりとしていた形跡があります。
そしてそのこびりつきの強靭さは半端ではなかったです。
しっかりお掃除をしてオイルストーンで仕上げておけば完璧でしょう
時は流れ~GSF1200はキャブの着脱とても簡単
全体的にスカスカな時代なのでキャブを外すのは非常に簡単です。
エアクリーナーボックスもがっつり後ろに下がりますし
キャブレター自体は上に持ち上げて外すことができる鉄ダブルクレードルフレームの恩恵は素敵。
オートバイ全てこのくらい整備性が良いとありがたいですよね。
なかなか古さが際立ちます。
一箇所だけビクともしないボルトがあってちょっとビビりました。
結構タガネで外すの得意なんですけれどもドンドン頭がなくなって危なかったです。
燃料通路のシールはもうカチカチ。
ジョイント抜いただけでボロボロと崩壊してきましたよ。
面白い発想のシールで相手側に機械加工するよりシールを作った方がリーズナブルだったのか?
よくわかりませんがとにかく丈夫な良い形状だと感じております。
筒状になっていてO リング的な部分が2箇所ありますので簡単には漏れ出すことはありません。
この1個前の BS キャブとかになるとジョイント一体型シールになっていたりしますね。
これに関しては廃盤が多くあまり関わりたくないというのが心情です。
うわぁ~結構サビたまってますね。
でもポジティブに考えると?30年で7万キロだと微量?
確認した感じそこまで激しく錆びていないので軽く花坂Gしておきますね。
テキパキテキパキ♪サクサク進行していくよ
今回は軽く洗浄程度に重曹ウエットブラストかけた感じです。
洗浄用の重曹も見積もりしておりませんがかなり材料費の高騰も考えられます。
費用対効果を考えてこちらも使う材料吟味しないといけませんね。
少し前のようにバンバン贅沢に材料仕入れて使えるような感じではなく
どんどん厳しい時代に突入している感じがいたします。
*簡単に言いますとお客さん負担が大きくなるということです。
この部品高くて買えない!13439-17C00 ちなみに1100円(税別)
昔はいくらもしなかったのでバンバン交換して捨てておりました。
最近は値段を見てちょっとビビって使えるものは再利用するようにしております。
壊れたりちぎれたりしている場合は交換するようにしていますよ。
このように古くて互換性が薄い特殊形状のものは価格が上昇する可能性が非常に高いです。
これは今に始まった話ではなく今後も同じ。
古いバイク乗り続けるにはある程度の準備と確保(覚悟も)が必要となります。
白い部品も綺麗になると気持ちいいなあ(*´ω`*)
別に綺麗にしたからと言って性能が上がるわけではありません。
しかしやっぱり見えなくても綺麗な方が組む方も気持ちいい訳で
若干オカルト的なことを言うと「綺麗にしておく方が問題が少ない」気がします。
「気は心・病は気から」うまくバランスをとって生きていきましょう。
キャブレターボディのダイヤフラム室も綺麗で気持ちいいですね~うふふ
洗浄・確認・交換を行いサクサク組み付けていくよ
部品単体レベルで全てできる限りきれいにして組んでおります。
気分的にもなんか「おっ!」っと思える仕上がり気持ち良いですよね。
結果もつながってくれると非常にありがたいです。
キャブレターのオーバーホールは完了となります。
明日以降も引き続き作業を行っていきますね!
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