気がつくと GPZ 550のブログが 連投 されておりました。
サボっていたわけではなく当店月火休みで通常の投稿が行われていなかっただけだよ。
GPZ 550 もうまくいけば 来週 登録できそうな感じなので楽しみですね。
さてさてお仕事のブログをちょっと書いていきたいと思います。
バンディット1200などに採用されたトキコ6Pキャリパーでございます。
評判の悪さはピカイチ?全くタッチが出なくなってしまったということで単体で持ち込んでくれたよ。
全くビクともしないキャリパーピストン?謎が深。
とにかく動かないちょっとびっくりかなりびっくりしました。
エアーの力ではびくともしないので初めてベアリングプーラーで抜きました。
初めてこんなことしてみましたけど意外と活用できる気がしましたね。
手でグイグイ握るハンドルくっつけたらすごい便利そうです。
ダストシールの内側がゲジゲジだったよ
このキャリパーは本体にアルマイト処理されておりません。
アルマイト処理されていないキャリパーは大抵このようにゲジゲジになってしまいますので
もし交換する際はできればアルマイトキャリパーを選んだ方が良いと思います。
ナカニシのリューターで下処理していくよ。
さすがにゲジゲジはウエットブラストでも落ちないので
円盤ブラシで溝を先にお掃除しておくと手早く作業が進行します。
何事も設備と道具非常に大切時短で美しくフィニッシュしたいですよね。
ウェットブラストで処理しておくと腐食しづらくなるよ
不思議なのですがある程度梨地になっている方が腐食しづらくなります。
あまりおすすめではないのがピカピカに仕上げてしまう感じです。
バフ掛けのアルミって曇りやすいですよね。それと同じでございます。
キャリパー本体をオーブンでしっかり乾燥させてから組み付けていくよ。
エアブローだけでは中に水分が残っている可能性が出てきます。
水分が本体に残留してるとまた腐食してしまう可能性があるのでできる限り除去してあげましょう。
締め付けトルクがしっかり安定するようにネジ山をきれいにお掃除しておくよ。
59301-33861アルミピストン化!トキコ6PキャリパーOH
このトキコアルミピストンの場合ほぼほぼ同じ寸法ですのでなんとなく安心ですよね。
まあ同じボディでアルミピストンモデルがあるので間違いありません。
ワンキャリパー分ちょっと費用かかりますが流用したいアイテムではあります。
何度も言いますが必ず部品は検品してください
検品を怠って不良品を組んでしまった場合は作業した人にも責任があると思っております。
人が介在している場合はミスは0にはなりません。
作業する側がしっかりチェックしておけばマシン・作業トラブルになる可能性は低くなります。
実際スズキ純正部品でブレーキキャリパーのシールが違うものが混入していたことがあります。
こういう場合、結局開封してしまっているのでメーカー側からの理解も得られづらいのが実情。
仕方ないのでこういう場合はもう1セット注文するんですけれどもね。
新品だから大丈夫!
なんて思わず、自分の目をまず信じて作業すると安心です。
そんな感じでバリッと完成いたしました(*´ω`*)
ピストンの挿入もスルっと入って非常にスムーズです。
この状態であれば容易にタッチも出て気持ち良いブレーキングができるようになると思いますよ。
そんな感じで完成でございます(*´ω`*)
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