GPz550通信12/20号。殆どの人が経験しない魅惑の４気筒550cc。GPz550って「実際どぉなの？」

お客さんからのお仕事であればもっと早く終わったかもしれませんが
結局乗り出しまでに約2ヶ月ほどかかりました。
しかもまだまだやりたいことがある途中状態です。

中古のオートバイ少しでもリーズナブルに買いたいなんて思うのは皆同じです。
しかし少し値が張っていても
「オリジナルで極力程度のいいもの」を買った方が間違いありません。
あとは「前歴が分かっているもの」であれば安心度は飛躍的に向上するでしょう。

私が購入したこの答えは燃料タンクはダメでしたがその他は非常に上質でした。
結果的に安心できたので非常に満足です。
しかし
今回の部品代プラス工賃で算出したら売値はいくらになるんだろう？っと考えてしまいました。

もう少し暖かかったらアクアライン乗ってぶわーっと千葉に行きたかったですね(*´ω｀*)

手首が折れ曲がるくらい「ロースロットル」要対策

GPZ550乗った時に「めっちゃパンチないなあ～」っと実は思いました。
そんなわけはない・・・ちょっと待って。
ぐぅうううっと目いっぱいアクセルを捻るとギュンギュン前に進みました。

「ロースロ過ぎて全開になっていなかった」説・・・・
せっかくリブを削ったのにデイトナのフラットスロットルをぶち込むことになりました。
しかしハイスロになっても負圧キャブなのでアクセルの重さは特に気にならず
ギュンギュン前に進むバイクになったのは間違いありません。

こういうちょっとした操作系のアイテムでフィーリングも変化しますので試してみてね。

ヨシムラのハンドルグリップが秀逸

先日、作業依頼でヨシムラグリップを装着したらデザインも握り心地も凄く良いなぁ～
感動したのでGPZ550にも早速採用いたしました。

ノーマルっぽいデザインで外径もちょっと太めなので振動も微妙に吸収してくれます。
ハンドルグリップは選んで楽しめる消耗品
色々とテストして自分にフィットするもの見つけれると良いですよね。

できれば接着剤で固定せずに滑り止めテープをうまく活用すると交換が非常に楽ですよ。
そうすることによって数日で色々なグリップを味見することが可能になります。

バーエンドはデイトナ製。
固定方法はアンカーのように金属が広がるものを採用しました。

少し前まで一般的だった「ゴムが広がって固定するもの」は極力選ばないでください。
作業性が非常に劣りますし脱落する可能性が非常に高いです。
必ずハンドルの内径をノギスで計測してから購入してね。

ドライブチェーンはDID派。スプロケット中古その意味

ドライブチェーンの状態が悪かったので今回最初に交換しました。
基本的には一度試乗してファイナルの感じを掴みたいですよね。

ゼファー550でも同じでしたが私的には街乗りで「ちょっとロングすぎる」
そんなわけでフロントを16丁→15丁へ変更いたしました。
この辺の細かい設定もサンスターであるので安心ですよね。

燃料キャップはまだまだ純正で手に入る

キーシリンダーの移植が必要になりますが燃料キャップは純正で手に入ります。
この燃料キャップちなみに色々な車種に使われているのでその理由も理解できます。

こういう細かい部品も手に入ると非常にありがたいですよね。

TK（テイケイ）キャブってどぉなの？

最低限のパッキン類などは手に入りますが
できれば京浜CVKあたりに変更する方が良いでしょう。

ジェット類を特に交換しないでオリジナルで乗るのであれば問題ないかもしれません。
私が結構気になったのはフロートパッキンのか細さ。
「えっ？こんなに線径細いの？」と言う位です。
パッキンも1点1000円ぐらいします。

オリジナルの状態を1000km ぐらい使ったらCVKに交換したいと思っております。

カムチェーンテンショナーも流用可能だ

うっかりこのカムチェーンテンショナーのネタブログにしてませんね。
基本的に仕事の合間で作業しているのでうっかり忘れていることも多いです。

オリジナルの微妙な方式から
現代のギザギザタイプになりコンパクトで安心感も増します。
基本的にはオートですが後方から押してワンノッチずつ調整することも可能です。

点火プラグコードはキジマのシリコン製がベスト

抜けてない限り劇的に変化はありません。
しかし交換しておけば気持ち的にも安心度は飛躍的に向上します。

古くなっているとカチカチになって
形状記憶？になってしまっていてプラグ交換の整備性も非常に悪いです。
もしかするとプラグ交換の時に中で抜けて失火する可能性を考えると
最初に交換してあげたいぐらいです。

価格的にはいくらもしません。
小さなところからコツコツとやっていけば知らぬ間に自分のマシンに仕上がっていくと思いますよ。

そんな感じで GPZ 550 乗り出すまでの報告完了いたしました。
全体的に言うと「非常に乗りやすい完成されたマシン」
私的には「もうちょっとワイルドな仕上がりにしたい」

とりあえずやっと動く状態になったのでもう少し距離を進めて色々と知っていきたいと思います。
大きな所に手は入っていないとは言え「やっぱり旧車交換する箇所が多い」と感じました。
古いバイクはある程度の覚悟を持って付き合っていく必要があると思います。
「そこに愛はないんか～」の気持ちでよろしく哀愁。