油冷エンジンの頭の中の巻き

 

 

 

 

 

 

 

 
メンテキャンペーンを行い色んな油冷のヘッドの状態を見させて頂きました。
カムのカジリが気になる★タペット音が大きい★1度も見て無いので確認しておきたい★等様々な意見
がございます。
カムのカジリについて・・・カジリ度合いについては様々でオイル管理と安定した油圧&油温でかなり
克服できると考えております。
しかし油温がどうも上がって上がって仕方ない!と言う人は信号待ちでエンジン切って見てください。
随分それだけで油温が抑えられます。短い信号でも油温は2~5度程上昇します、しかし上昇はするが
今度は下げるだけの走行風を与えて走れないのが事実です。下げれないなら上げなければ随分エンジンは
楽になるでしょうね★
油圧について・・・ポンプは1次減速(クラッチハウジング)の裏ギアで回されます。
エンジンの回転に応じて回る訳です。(上がり過ぎると逃げますが)信号待ちでアイドリング停車、
走行風も与えられず油温上昇し1000~1500rpmと油圧も低くカム回りは厳しい~
っとかじり易い状況となります。
エンジンオイルについて★
あまり酷いオイルは使用した事ないのでわかりませんが銘柄でカジル・カジラ無いは無いような気がしま
す。純正オイルでカジっていない人もいますし高いエステルのノンポリ使用してる人もカジってるのも
ありますから距離もそうですがかなり過酷に使用したオイル(熱を非常に何回も掛けた)ものは
距離に関係無く交換した方がベターでしょうね♪
カムがカジル=カム交換すればいいでしょ!って訳にもイカンのです!!
ロッカーアームも同時交換ですから2-1式でも×8個 1-1式では16個のロッカーアームが必要
ですからヨシムラ入れてロッカーアームも変えてなんてスグ10万オーバー!(部品代が)
調子が悪い・悪くないとは別にやはりチェック必須な項目だと思いますよ★
タペットがビシっとあってキャブも同調取ってエンジンダンパー交換した油冷は本当に良いです。
1キロ1キロ乗る度に磨耗しているので意外にご本人様は積み重なった劣化には気が付き辛いですね♪
早くGSF帰ってこないかな~

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