このキャリパーも使いっぱなしなのでキャリパーシール交換しましょう。
全てアルマイト掛かっておりますので腐食がなく安心です。分割の際にチタンボルトが”キィーキィー”鳴いて怖かったです。
キャリパーを洗浄してもシールは元の状態に戻る訳ではありません。洗ってもすぐタッチが悪くなる・戻りが悪いキャリパーを幾ら洗って揉み出しをしても時間が勿体無いと思います。その場では多少改善されますがまた状態は優れなくなると思います。
アルマイトを犯したくないので地道に手作業で綺麗にしていきます。
パッドが側面に必ず接触しますのでキャリパーも未来永劫使える訳ではありません。
側面にほんのほんの薄く耐熱グリスをうっすらしてあげても良いと思います。
後はCCI MR20をしっかり塗り込みシールを組み付けます。
何事もそうですが検品は必ず必須です。”新品だったから大丈夫だと思った”等はいい訳にはならないでしょう。
念の為、計測しておきます。計測しても性能があがる訳ではありません。数値を見て様々自己分析できればと思っております。
意外とノギスも優秀です。デジタル計測機器の不安感が常に拭えませんがどうしても便利なので・・・と思います。本当に計測した数値は大丈夫かな?毎回考えてしまいます。
後はトルクレンチで締め付けして完了です。
トルクレンチにもトルクレンチテスターがあってそのテスターのテスターがあって・・・・と続くのでしょうかね。
完了致しました。随分綺麗になった気がします。