GS1200SS ヨシムラST-1カム組付けです。いつの間にか昔の価格に戻っていたのですね。
カムを交換すると回転の上昇に合せて車速も乗る感じとでも言いましょうか。ST-1であれば下も恐ろしく痩せることもなく面白くなりますよ。
殆ど街乗りには使わないそうでカムもロッカーアームも非常に綺麗なコンディションです。
ロッカーアーム回りは再利用する事になりました。
ジャーナル/カム山は少し磨いておきます。周辺の鋳肌も軽く落として洗浄しておきます。
フライス盤にサーキュラー取り付けて適当な固定板にONして長穴にします。5度ずつも長穴にすれば十二分です。真っ直ぐに見えますが円状に切削されております。
後は組付けを行いタペットを取りバルタイを調整するだけです。ヨシムラ製品はしっかりしておりますので非常に調整がスムーズに行え助かります。
分度器を示すハリは未だに溶接棒曲げと言うのが今ひとつ。さっぱりした案を思いついたので今度作っておきましょう。
毎回やっても”合ってる?”っと片側3回は見直してしまいます。
まずクランキングのチカラ加減が結構いい加減で押し過ぎたり抑えていないとだめだったりもします。ダイヤルゲージの棒も本当にしっかり押せているのだろうか・・・滑ってずれてない?とか思うと心配で心配で・・・
数字がおかしいな?と思ったら意外とスプロケット締め付けが甘くて戻っていたりとか
私の様に年に数える位しか行なわないと”ハテナ?”っとなる事が多いですがヨシムラ設定値近辺になっておりますのでご安心ください。
フタをする前に全て再確認をしてシコタマエンジンオイルを掛けてフタして完了です。
細かい所も綺麗にしておきました。後はクランキングしてエンジン始動して完了です。