フロントメンテ+SKF&A.S.H. オーバーホールでリフレッシュしましょう。
追加でこの様な腐食部品の研磨も可能です。
メンテに併せ綺麗にしていけばどんどん車両の動きも良くなり見た目も向上致します。結果大切に所有する事が可能だと考えます。
ステアリング ベアリング。油分はありますがグリスが劣化してネッチョリ系になっております。これではスムーズなハンドリングは難しいでしょう。
ヘッドパイプもこの際にブラシでしっかり洗浄しましょう。こんな時にしか出来ませんし次回はいつになることやらです。
目視でしっかり圧入されていることを確認しましょう。
この時代は樹脂カバー多いですね。スズキは数える位しかアッパーシールありませんので流用して変更しておきます。
流用する時にはこのシールも軽く動いていることを確認する事が必要です。
近年ではロアシールに使うワッシャーシールを上に乗せるのが主流ですね。(ホンダは随分前から・・・・)
グリスはニューテックNC100。別にニューテックを扱っているから使っている訳ではありません。
・熱に強く液化してたれ流れし辛い
・表示 調度よりも柔らかい感じがします。
・耐久性に優れます。
フレームは熱くなりますのでその際に液化して流れ辛く、柔らかいのでハンドリングにも優れます。数年数万キロの車両を分解した時にもしっかり残っておりました。
結果良い状態が長く続くと言う事ですね。
次にフロントフォークへ行きます。非常に簡素な古い倒立です。
オイルの状態は悪くありませんね。
画像を見て光っている箇所との違いは明らかです。この光っている箇所が減っており更にピカピカになり過ぎてシールが引っ張られながら往復すると双方のダメージが大きいです。
スムーズに作動させインナーチューブとオイルシールを減らさない事が漏れを抑止する一番の事だと考えます。
外径ので摩耗はいろいろ今まで計測しました。メッキが剥がれる程でも驚く程の寸法にはなっておりません。
脱脂した状態でペーパーウエスで往復させればその差を感じ事ができるでしょう。
このような中古インナーチューブをどうするかはさておき。
後はエア抜きして油面調整して完了となります。
当然シールはSKFです。