㉒フレームからはじめるKZ1000/KZ1000MK2/Z1R。チタン電装系プレート製作等の2


お正月みたいにまるっと2-3日やりたいな~。なかなか実現できません。合間に1-2時間が限度です。


先日切り出した材料です。シャーリングって機械は本当に便利です。設定がしっかりしていればバイクの部品を作るレベルであればそこそこ真っすぐです。

ウチもレベル1はコンター→ベルサン。レベル2はハンドシャー→ベルサン。と言う流れでした。SUS304を使う様になってから色々と手持ち道具の情けなさを痛感したのは事実です。

コンターで切断すると”うるさい・切断面はザクザク”。
ベルサン掛けると”焼けて色が付く・4辺寸法整えるのが困難”。
今までのドリルでは”穴開けが困難”。

アルミは軽いし加工が楽ですので愛される材料である事は確かです。
・アルマイトなどの表面処理が必要。
・鉄系と比較すると肉厚が必要。

ウチみたいな小物製作系が多いとどうしてもステンになってきてしまいます。


バックゲージがあれば曲げも全て同じにできます。


金型があれば面取りは一瞬で同一そして焼けません。


穴開けもパンチで行うのでどんなに加工ブツが小さくても後加工。バーリングも楽々です。


加工・製作はほぼ我流なので達人の仕事ぶりなどを見せて貰って”あぁ~なるほどねぇ~” ”同じことを繰り返すなら道具は必須”だと。

一発二発なら可能でしょうが20とか100とかになると現実的ではないです。

 

・機械が無い(設備投資必要)=手間が掛かる=時間コスト増

・機械がある(設備投資不要)=手間が少ない=時間コスト減
この2点の条件で同じ人がものを作った時、どちらが綺麗に確実にできるかな?と思うのです。出来ない加工製作はやらない。

コストも時間も掛かって仕上がり残念ですと作業者・持ち主だれも得しません。
お客さんにはなかなかそのお店のスキルや設備がわかり辛いので非常に難しいと思います。

この様な思想から当店は基本カスタムも加工もできませんとご案内しております。どこかに依頼する時も参考にしてみてください。

 


と言う感じでチタンで完成~まだ85%ですが・・・・

二個目の方が確実に綺麗。作って見なければわからない事が多い=失敗も多いと言う事です。

作り物はカスタムショップや加工・製作屋さんに依頼してくださいませ~

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