さて持ち込み分のイグザクトホイール取り付けです。
以前交換した?用ステム。ハンドルストッパーの位置が全然違うので作り直し~
おっさんになるとベルサンでもそれなりに作れるもんです。しみじみ・・・
となります。
昔からのお客様で昔売っていた流用アルミ鍛造サイドスタンドをご利用でしたが角度がちょっと&若干しなる感じと言う事で今回新設致します。
ざっくり確認ですが16度。なかなかですね。
まずはスタンドがありませんのでヤフオクで手配致しました。ん~ぼろい。
使うのは根本だけ。カット→旋盤で印籠準備→コの字外周もR加工→研磨となります。
自分のしかやりませんが今考えると別にチタンで作るもの難しくないなぁ~としみじみ。
ベンダーでSUS304-HLを曲げます。うちのベンダーはなかなか優秀でU字曲げまでシワ寄らず曲げれます。
SUS304 t5MMをコンターで切り抜いてベルサンで整えて外周はR面取りしておきます。昔はSUS304で肉厚だと切断に苦戦してました。コンターの刃を換えるだけでこんなにサクサク~行けるか~です。
次~サイドスタンドのスプリングフック。先端丸いとかわいい?です。
まずパイプの高さ位置をすり合わせして点付け。確認して問題なければ溶接しちゃいます。
気持ちの乱れがビードの乱れでございます。でソール結合。
スプリングフックを固定です。
サイドスタンドの重さはフリクションと殆どがスプリング。私はホンダのスプリングを愛用しております。
サイドスタンドをたまに作るのですがこのスプリング取り付け位置ってメーカーで結構異なるのです。出と戻時の長さ計測すると”あぁ~ホンダは良く考えられているなぁ~”などと実感です。
一気に飛びます。ソールカバーを固定して研磨して完成です。
スタンド出し易い様にV字で細くデザイン性も良いかと思います。
溶接がうまくないのでソールカバーで隠してしまいます。
サーキットでも擦らない様にスタンド出し棒?は少し上にあげております。
サイドスタンドは一段曲げると内側に入るのでより擦り辛いかと思います。アンダーカウルとほぼ平行に曲げました。
スタンドを出すとこんな感じでございます。
本当に出し易いのはシフトペダル~ステップバーの間ですがそこに設置すると色々と面倒な事が多いので前方で。すぃ~っと出ますよ。
約13度程となりました。
ソールも地面にピッタリです。
アフターのスタンドって意外と融通が利かない感じ。悲惨なバレリーナーだったり踵しか地面に接触していなかったり。スプリングがシングルだったり、無垢で重かったり・・・無いと困るサイドスタンドなのに意外と注目されない縁の下の力持ちです。
よく雑誌のカスタム車両でサイドスタンドの敷物の高さ見て・・・・これは起こすも重そう~っと思ったりしております。
*基本的に作り物だけは受けておりません。この様な製作系はカスタムSHOPにご依頼してくださいませ。