ZRX1100 車検 フロントメンテ(フォークOH&ステム注油)

              

ZRX1100もすっかり旧車の勢いですね・・・あっと言う間に年月が経過しております。
フロントメンテ フォークOHとステム注油ご用命です。
まずはステム注油から。以前はステムOH&フォークオイル交換行っております。
ニューテックのNC100グリスは持ちがいいなぁ~としみじみ思いつつ
ロア側もしっかりしております。
ベアリングにもしっかり残っておりまして良かったです。
グリス拭き取りました。アッパー側問題ありません。
ロア側少し当たり付いておりますね。こういう場合の良否判断。
スコッチなどで擦って消える程度であれば表面上のテカリですので問題ありません。
上下ベアリングにしっかりニューテックNC100グリスを塗って組み付けます。
ZRXってアッパーシールが凄く効くので組み付け要注意です。
フォークを分解致します。正立フォークってやっぱりいいなぁ~(楽)
フォークオイルの汚れはまぁまぁな感じですね。
フォークオイルは交換した事があるが6万キロOHした事ない。凄いなぁ~漏れないんだぁ~と地味に感動してしまいました。
ストロークする箇所は縦筋とテカリが発生します。これは必ず慣らておいた方が良いと思います。
このテカリ部分をシールが通過する時って”ぺぺぺぺっ”て?
意味不明で恐縮です。 スゥー でなく ペペペペペッ・・・・

滑りが悪くて引っ掛かる様な・・・イメージして頂けると幸いです。
摺動していない所はピカピカのミラーではなく若干ディンプルと言いますか。こんな状態です。
経験上ですが慣らせばフォークからはオイル漏れ辛くなると思います。
インナーチューブの振れ・曲がりを確認しておきます。問題ありませんでした。
フォークシールは通りSKFのグリーンで組み付けます。
こちら純正の幅
こちらSKF その差は0.55MMですので付属樹脂バックアップリングは使いません。
★主観ですがオイルシールの溝にグリスは塗らない派。
意外とこの内側ってゴミが入ってしまうものです。

オイルシール溝にグリスを封入してしまうと
●中にゴミ堆積はしますが抜け出て来ないかと思います。
●グリスによっては硬化したりボソボソになってしまうものもあります。
と言う事から私はフォークオイルを溜めた状態で組み付けております。(絶対ではありません。ご参考までに)
ストロークさせてから真空引き→油面調整で完了となります。

今回の作業は以上です。
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