サービスマニュアルではない整備本を手に取った経験はあるでしょうか。
豊富な内容の汎用性を高めてしまっている反面、読んでみると実際どうなの?っと感じしまう事はあると思います。
また実際そこまでの情報が必要か否かは本の作りて側にも非常に難しいですよね。
なるべく過不足ない内容が逆に悩ましくなることあるかもしれません。
とある本をパラっと読んでみると・・・・
内容は昔からあまり変わらない様に感じてしまいます。半面、基本的な構成が昔のままと言う点は非常に助かりますよね。*基本テレスコですしホイールも二個だし
その本は最初の方に工具紹介から始まる構成でした。
使い方・選び方とありますが工具などは行きつく所は「自身の使いやすさ」に尽きると思います。しかしそう書けないの本ですよね。
スパナ・メガネ・ドライバーなどなど使い方を事細かに記してくれております。
逆に「コレ買っとけ!」「使い方はこうだ!」と言う感じでも購買も促されてより身近になるかもしれませんね。
読み続けていくと色々とサスペンションやチェーンやタイヤやキャブレターについての構造も書かれており内容は実に充実しておりました。
しかしバイクを買ってちょっとメンテしようと思って買ってみたがいきなりコレを読んでもちょっと奥深く感じてしまいますし軽くメンテで即役立つ情報ではないと思うでしょう。ふと読んでみて実に難しいと感じてしまいました。
整備どうこうよりもよりもまず「錆びさせない・綺麗に保つ」が最重要課題と思います。
次に空気圧を良く点検すること。
バッテリーを良い状態に保つこと。
出来れば2週に一回もしくは1か月に一回エンジン始動させること。
操作系などを含む作動部分の潤滑*外部からでも良い
最後に油脂(エンジンオイル・フルード・冷却水)の交換でしょうか。
*掃除して・軽くちゅっちゅと油くれて・空気見て・バッテリー充電・エンジン始動これ以上の事が面倒な場合はお店に出して良いと思います。
これ以上の事になると色々と厄介な事が発生します。
必要なケミカルの入手やその作業工程でしか使わない特殊工具的なものの発生。
部品が外れない為に破損させてしまうケースなどもあります。
DIY自身で作業する事は自体は非常に素晴らしい事です。
しかしその道のりはネットや雑誌で見る「誰でも簡単に○○OH~」と言うキャッチーなセリフに様に甘くはありません。
その内容は経験者が見れば見るほど作業要点は知らされておらず、いざ作業してみて痛い目に合う人も合った人もいるのではないでしょうか。
私もお客さんに良く伝えるのが「自分だったら家の下ではバイクの作業は一切しないかな」と言う事。
スキル的に作業が出来る・出来ないは当然必要ですが「環境と設備」によってどんな事でも、その仕上がりや安全度が全く変わってくると思います。
「明るい工場内・快適な温度・100V電源も自在・旋盤 フライス 溶接など工作機械の自由度・ストックしている部品やボルトナットや材料保有・作業途中での保留が可能」この条件を経験しているので家の下で何か作業する事はリスク以外の何事でもありません。
しっかり行うには設備・道具が必要と言う事です。どこまでを自分で行うのかをまず線引きしておく必要があると思います。
得られる結果と満足度の費用対効果をバランス取るとDIY作業もより充実するのではないでしょうか。