何事も出来るか・出来ないかの前に道具や設備が本当に大切。
ボルトなどが折れこんで外れない時や圧入系のモノが外せない時には非常に無駄な時間が掛かるものです。
容易にそれらを外すのはスキルなのか設備や道具なのか・・・・
随分前にyoutubeを見ていたら紹介動画で折れたボルトを外してもらう的な内容だったと思います。
まじまじとその動画を見ていますと”いきなりポンチ打って” ”即ドリル”でぎゅーいん！ 凄いな・・・肝の座り方が。。。。関心。。
私は外す側の気持ちで見ておりますのでお客さんとは見方も感情も異なると思います。
お客さんからすれば
自分で折ってしまって、もう藁にも縋る思いで依頼している。自力では脱却不能な状態であり、取り外し手段も知らない。
お店側からすれば
折れたものを外せれば良く、除去に失敗をしても折ってしまったのが原因でステップ１で外せなければ段階的に費用が嵩むだけと言うスタンス
依頼できる地域や環境によって異なるとは思いますが依頼するお店にしっかりどのように外すかを聞くことは失礼ではありませんので質問すべきだと思います。
このように折れたボルト除去はまずは位置決めし確実にセンターリングして作業する事が大切だと思います。その治具を作るのに旋盤は最低限必要ですし溶接機も必要になる時もあります。
私なんかは基本的にやりたくないのでお断りしますが作業進行上やらなくてはいけない時も発生致しますので困りますよね。
m6やm8なんかは太いので外すのは困りませんがm5/m4/m3になると本当にシビア。周辺の余肉なく除去できても万が一のヘリサートも大抵持っていないのではないでしょうか。
最悪の溶接もしくはデブコンなんて避けたいですよね・・・・
