よく聞くブレーキキャリパー洗浄はコンディション確認の意味も込めてたまに行ってあげた方が良いでしょう。
ブレーキダストの溜まり具合やピストンシールの状態も手に取るように確認できます。
ブレーキキャリパー洗浄は基本的に手が汚れますし手間な作業です。
ブレーキは非常に大切な部品である事は間違いありません。
命を預けているといっても過言ではない部品ですので、いやいや思わずしっかりと愛情を持って確認して洗浄してあげると効果的です。
ブレーキキャリパーのピストンは大きくストロークするものではありません。
常に熱やブレーキダストにさらされ厳しい環境下です。
そのあまり作動しない見えているピストン部分には出すとはしっかりとこびりついております。このダスト全集除去してあげる必要があります。
必要なのがピストン回し。
キャリパーボディーから見えない箇所を掃除するために使います。
また回すことによってある程度ピストンシールの状況も確認できます。
シールのコンディションが良い場合はスムーズにピストンを回すことができます。
しかし状態が悪いと正直渋い重いです。
洗浄が終わった後にピストンを手で戻すのですがこれが重い場合はキャリパーオーバーホールを視野に入れた方が良いです。
キャリパーピストンを入れたり出したり揉み出しをすればある程度は回復します。
しかしその効果は一時的なものです。
その揉み出しの時間を割くのであればキャリパーオーバーホールを行ってしまう方が時短で効率的です。
キャリパーピストンの作動が渋いと思ったら容赦なくキャリパーオーバーホールしシールをリフレッシュしてあげるとバイクの押し引きも軽くなりブレーキのコントロール性もすごく向上します。
タイミングを見て行ってチェックしてあげると良いと思います。