「むっちゃ悪い」はわかりやすいが「少し悪いは気が付きにくい」です。
「OHのジャッジも非常に難しい」です。
常に「100点」が欲しいのであれば時間と距離だけ信じて作業。
しかし
ストリートその様には行きませんよね。
出来るだけ長く使いたい(問題が起きない範囲で)だと思います。
最長でも5万キロ。これ以上はもうリスキーかもしれませんね。
なんかバイク重いなぁ~
って思った事はないでしょうか?昔わたしも感じました。
「リッターバイクだから」とか
「押し方が悪い」とか
「こんなもんだ」とか
たいてい誰もがこんな回答だった気がします。
気にもした事ない?根性の20世紀は「甘い事言ってたらダメ?」な世の中だった気がします。
ブレーキをかる~く掛けてバイク押してみて
くっそ!重い筈です。
そんなのは「当然です」 ブレーキを離せば「軽くなります。」
では
そのブレーキを離した状態は本当に離れているのですか?
っと聞かれたら・・・・たぶん。こう答えるでしょう。
しかし実際、「完全に100%ブレーキが転がりに関与していない状態の方が実は少ない」と思います。少しだけでも効いている?フリクションが出ている状態なのです。
パッドを少し戻して押すと「信じられない位に軽い」
そうなんです。かなり地味に効いてしまっているものなのです。
ここではキャリパーだけの話しかしませんがディスクとパッドの健康状態も大切。
キャリパーシールの柔軟性がバイクの押し引きや燃費やサスペンションの作動までにも効いてしまうのです。*ちょっと言い過ぎですが・・・
無駄なく軽い方が絶対に良い( ゚Д゚)
アフターパーツで質量的に軽くする訳ではなく「健康な状態で軽い」これは人間の身体でも同じような気がします。
「動きが良ければ軽やか」な筈です。
少しずつ悪くなるから気が付き難い
国産バイクは非常に良くできております。
基本的に大事が起こる事の方が少ない印象です。
問題が起き辛いから「ダラダラ」と長く使えてしまうネガもありますね。
だからこそメンテナンスや距離・使用年月の管理が必要になってきます。
しかしまたどのように使うか?にもよりますのでまた難しい判断になりますね。
同じ距離でも「1年1万キロ」と「5年で1万キロ」は全く違う。
「保管状態や使用環境も異なります」が多分「1年1万キロ」の方が程度が良い事の方が多い気がします。
変なものですが「動いているバイク」の方が各部が生かされているのだと思います。
動かない事により「錆びたり」「シールが劣化したり」して「渋く」なってしまうのではないでしょうか。
最後にゴムは硬くなる!ある程度でOH
純正部品が出る内に。。。。
キャリパーを交換視野に入れている人は関係ありませんが・・・・・ね。